実習 2: 帯内でラベルを移動する

この実習では、帯内でラベルを再配置する方法について学習します。

ラベルのポイントが近接する場合、帯ラベルが重なって表示される場合があります。この実習では、帯内で一連のラベルを交互に配置し、各帯を個別に特定の場所に移動します。

この実習は、「実習 1: 縦断ビューにデータ帯を追加する」から継続しています。

帯ラベルを回避させる

  1. チュートリアル図面フォルダにある Profile-6B.dwg を開きます。

    縦断ビュー PV - (3) の下部にある帯には、計画道路線の水平および垂直ジオメトリ、および主測点の各縦断の標高についての注釈が表示されます。

  2. 次の領域に拡大ズームします。

    この領域では、水平および垂直ジオメトリ パラメータが重なり合っています。

  3. この帯のジオメトリ ラベルのいずれかを選択します。右クリックします。[プロパティ]を選択します。
  4. [プロパティ]パレットの[回避]の下に、次のパラメータを指定します。
    • [自動回避]: 両側に回避
    • [線分の高さを回避]: 0.0250

    帯に沿って帯ラベルが均等な間隔で並べられ、引出線がラベルのアンカー点に作成されます。

帯ラベルを移動する

  1. 下部の帯で、[Ctrl]を押しながら次のラベルをクリックします。
  2. グリップを左下側に移動します。クリックしてラベルを配置します。
  3. グリップをクリックします。グリップを左側に移動します。クリックしてグリップを配置します。

    新しい頂点が、ラベル引出線に追加されます。

  4. 手順 1 から 3 を繰り返して、先ほど移動したラベルの左側にあるラベルを移動します。

このチュートリアルを続けるには、「実習 3: データ帯スタイルを修正する」に進んでください。