実習 3: グレーディング基準を編集する

この実習では、グレーディング基準を編集します。それに関連付けられたグレーディングが、基準の変化を反映して調整されます。

グレーディング基準の属性値を次の 2 つの方法で編集します。

この実習は、「実習 2: 切土および盛土の土量バランスを調整する」から継続しています。

この実習では、図面 Grading-3A.dwg を使用します。この図面には、同じグレーディング基準を使用する 2 つのグレーディング グループがあります。

グレーディング基準を編集する

  1. チュートリアル図面フォルダにある Grading-3A.dwg を開きます。
  2. [修正]タブ [設計]パネル [グレーディング] の順にクリックします。
  3. [グレーディング]タブ [修正]パネル [グレーディング エディタ] 検索 順にクリックします。
  4. 計画線 AB から伸びているグレーディング内をクリックします。
  5. [グレーディング エディタ パノラマ]で、距離の値を 5.0000 に変更します。

    グレーディング AB が、この変更を反映して更新されます。次に、グレーディング基準 Distance @ -6% を使用するすべてのグレーディング グループに適用される同様の変更を行います。

  6. [ツールスペース][設定]タブで、[グレーディング] [グレーディング基準セット] [Ditch Criteria Set]を展開します。
  7. Distance @ -6% を右クリックします。[編集]をクリックします。
  8. [グレーディング基準]ダイアログ ボックスで、[基準]タブをクリックします。[距離]パラメータを 20 に変更し、 をクリックします。属性値がロックされ、グレーディング基準 Distance @ -6% を現在使用しているすべてのグレーディングに、ロックした属性値が適用されます。値のロックを解除したままにすると、今後作成されるグレーディングにのみ値が適用されます。
  9. [OK]をクリックします。

    グレーディング AB と BC の両方が、新しい基準値により図面内で更新されます。

次のチュートリアルを続けるには、複雑な建物の計画線からグレーディングを作成するへ進みます。