実習 3: 条件付きサブアセンブリのプロパティを調整する

この実習では、いずれかのサブアセンブリのプロパティを調整し、Through Road アセンブリのサブアセンブリのそれぞれに記述的な名前を割り当てます。

各サブアセンブリには、特徴を表す固有の名前を付けます。これにより、ターゲットを割り当てるときに簡単にサブアセンブリを識別することができます。また、[プロスペクター]タブの[サブアセンブリ]コレクションでもサブアセンブリを簡単に識別できるようになります。

この実習は、「実習 2: 条件付きサブアセンブリをコリドー アセンブリに追加する」から継続しています。

切土条件付きサブアセンブリから法面展開リンクを削除します。

    注:

    この実習では、前のチュートリアルで変更を加えた Assembly-2a.dwg を使用します。また、チュートリアル図面フォルダから Assembly-2b.dwg を開いて使用することもできます。

  1. 上部ビューポートで、切土 0.00 : 10000.00 条件付きサブアセンブリにアタッチされている DaylightBasin サブアセンブリをクリックします。右クリックします。[サブアセンブリ プロパティ]をクリックします。
  2. [サブアセンブリ プロパティ]ダイアログ ボックスの[パラメータ]タブの[法面展開リンク]で、[既定の入力値][法面展開リンクを含まない] に変更します。[OK]をクリックします。

    ConditionalCutOrFill サブアセンブリを標準の法面展開サブアセンブリにアタッチする場合は、ホスト サブアセンブリに法面展開リンクを含まないようにします。法面展開リンクがホスト サブアセンブリに含まれると、ホスト サブアセンブリおよびアタッチされたサブアセンブリの両方に対して法面展開リンクが作成されます。

サブアセンブリの名前を変更する

  1. 上部ビューポートで、赤いアセンブリ マーカーを選択します。右クリックします。[アセンブリ プロパティ]をクリックします。
  2. [アセンブリプロパティ]ダイアログ ボックスで、[作図]タブをクリックします。

    アセンブリの左側に追加したサブアセンブリに、既定の名前および追加した側がそれに続いて表示されます。複雑なアセンブリを作成する場合、意味ある名前を割り当てると、コリドー ターゲットの設定時に簡単に区別することができます。図面が複数のアセンブリを含む場合にも有効です。

    詳細は、「アセンブリとサブアセンブリを管理する」を参照してください。

    次の手順では、より意味のある名前をサブアセンブリに割り当てます。

  3. [項目]リストで、ConditionalCutOrFill - Left を選択します。再度クリックして、文字を強調表示します。名前を COND Fill 0-5 for TR-L に変更します。

    記述的な命名規則を使用すると、ConditionalCutOrFill サブアセンブリが数多く存在する場合に区別しやすくなります。

    • COND: 条件付き
    • 盛土: 指定した条件
    • 0-5: 最大/最小距離値
    • TR: ConditionalCutOrFill サブアセンブリ(TR = Through Road Left)の親サブアセンブリ
    • -L: 基線から見たサブアセンブリが存在する側(L = Left)
  4. 他の 2 つの ConditionalCutOrFill サブアセンブリの名前を次の名前に変更します。
    • ConditionalCutOrFill - Left (1): COND Fill 5-10000 for TR-L
    • ConditionalCutOrFill - Left (2): COND Cut 0-10000 for TR-L
  5. 法面展開サブアセンブリの名前を変更して、適用される切土または盛土条件を名前に反映させます。
    • DaylightBench - Left: Daylight Bench (Fill) for TR-L
    • DaylightBasin - Left: Daylight Basin (Fill) for TR-L
    • DaylightBasin - Left: Daylight Basin (Cut) for TR-L
  6. サブアセンブリの第 2 レベルに次の名前を割り当てます。
    注:

    時間の節約のため、この手順は省いてもかまいません。次の実習で使用するサンプル図面では、すべてのサブアセンブリ名が適切に変更された状態になっています。

    • ConditionalCutOrFill - Left: COND Cut 0-10000 -- Cut 5-10000 for TR-L
    • ConditionalCutOrFill - Left (3): COND Cut 0-10000 -- Cut 0-5 for TR-L
    • ConditionalCutOrFill - Left (4): COND Fill 0-10000 -- Cut 0-10000 for TR-L
    • LinkWidthAndSlope - Left: Daylight Width Slope (Cut 0-10000 -- Cut 5-10000) for TR-L
    • RetainWallVertical - Left: Retaining Wall (Cut 0-10000 -- Cut 5-10000) for TR-L
    • LinkOffsetOnSurface: Daylight Offset On Surface (Cut 0-10000 -- Cut 0-5) for TR-L
    • LinkSlopeToSurface - Left: Daylight Slope To Surface (Cut 0-10000 -- Fill 0-10000) for TR-L
  7. [OK]をクリックします。

このチュートリアルを続けるには、「実習 4: コリドーを再作成し、結果を確認する」に進んでください。