実習 5: 横断勾配摺り付けパラメータをグラフィックで編集する

この実習では、横断勾配摺り付けビューでグリップを使用して、横断勾配摺り付けの横断勾配および限界測点値を修正します。

この実習は、「実習 4: 横断勾配摺り付け測点を追加および修正する」から継続しています。

グリップを確認する

  1. チュートリアル図面フォルダにある Align-Superelevation-5.dwg を開きます。
  2. 横断勾配摺り付けビューの Curve.4 部分で、赤色また青色のラインのいずれかをクリックします。

    一連のグリップが、横断勾配摺り付けビュー上および各ライン沿いの横断勾配摺り付け限界測点のそれぞれにおいて表示されます。グリップの用途についてはこの実習の後半で学習します。

  3. [Esc]を押します。

限界測点をグラフィカルに移動する

  1. 測点 0+900.00 の近くにある緑色の[路肩]テキストを[Ctrl]を押しながらクリックします。

    選択した横断勾配摺り付け区間のグリップのみが表示されます。

  2. 測点 0+908.44 で グリップにカーソルを合わせます。

    カーソルがグリップにスナップされ、オプションのメニューが表示されます。このグリップを使用して、測点値の変更、または限界測点の追加/削除のいずれかを実行できます。

  3. [標準路肩の終了を移動]を選択します。
  4. グリップを測点 0+900.00 に移動します。クリックしてグリップを配置します。

    区間の摺り付けが更新されます。

    注:

    新規の測点値は、[横断勾配摺り付けタブ エディタ]および[横断勾配摺り付け曲線マネージャ]にも表示されます。

  5. [Esc]を押します。

曲線スムージングを削除または適用する

  1. Curve.4 の外摺り付け区間に画面移動します。
  2. 測点 1+147.69 の近くにある明るい赤色の曲線を[Ctrl]を押しながらクリックします。
  3. 測点 1+148.59 で、 グリップにカーソルを合わせます。

    カーソルがグリップにスナップされ、オプションのメニューが表示されます。このグリップを使用して、この限界測点の横断勾配の変更、勾配変化点の削除、曲線スムージングの削除を実行できます。

  4. [曲線のスムージングを削除]を選択します。

    勾配変化点から曲線が削除されます。

    注:

    同じプロセスを使用して、勾配変化点に曲線スムージングを追加することができます。

  5. [Esc]を押します。

横断勾配摺り付け限界測点の横断勾配を変更する

  1. 測点 1+148.59 で、 勾配グリップにカーソルを合わせます。

    勾配グリップが水色の場合は、現在の位置に勾配変化点が存在します。横断勾配摺り付けビューの他の水色のグリップと同様に、オプションのメニューが表示されます。

  2. 測点 1+116.45 で、 グリップにカーソルを合わせます。

    勾配グリップがグレーの場合、現在の位置に一定勾配が存在します。勾配変化点が存在しないため、ここでは横断勾配を変更するオプションしかありません。

  3. グリップをクリックして、アクティブにします。
  4. 1.5 と入力します。

    グリップの色が水色になったことに注意してください。 これは、現在の位置に勾配変化点を作成したためです。

横断勾配摺り付け曲線間の横断勾配を変更する

  1. 測点 1+000.00 の近くにある グリップが表示されるまで左側に画面移動します。
  2. グリップにカーソルを合わせます。

    カーソルがグリップにスナップされ、オプションのメニューが表示されます。このグリップを使用して、前と次の 2 つの横断勾配摺り付け限界測点の間にある、一方または両方の路肩または車線の横断勾配を変更することができます。このグリップは、車線または路肩が完全に横断勾配摺り付けされているセクションおよび曲線間の接線上で使用できます。

  3. [左右に移動]を選択します。
  4. 4 と入力します。

    左側と右側の両方の路肩の横断勾配が更新されます。