実習 4: 横断勾配摺り付け測点を追加および修正する

この実習では、限界測点を追加および削除し、既存の横断勾配摺り付けデータを編集することで 2 つの横断勾配摺り付け曲線の重なりを解決します。

この実習は、「実習 3: 横断勾配摺り付けビューを作成する」から継続しています。

横断勾配摺り付けパラメータを確認する

  1. チュートリアル図面フォルダにある Align-Superelevation-4.dwg を開きます。
  2. 最上部のビューポートで、横断勾配摺り付けビューの中央を拡大ズームします。

    測点 0+558.66 の近くにある は、2 つの曲線が重なっていることを示しています。横断勾配摺り付けビューの最下部で、左側および右側の路肩を表す明るい青色と赤色のラインが互いに重なっています。

  3. 横断勾配摺り付けビュー、いずれかのラインを選択します。
  4. 右クリックします。[タブ エディタを開く]をクリックします。
  5. [横断勾配摺り付けタブ エディタ]で、 Curve.3 の方にスクロールします。

    [オーバーラップ]列の 2 つの行に が表示されます。このアイコンは複数の限界測点の横断勾配摺り付け測点が重なっていることを示します。この場合、Curve.2 の最後の限界測点の測点値が Curve.3 の最初の限界測点の測点値よりも大きくなっています。

  6. [Curve.3]の[内摺り付け区間]で[標準路肩の終了]行を選択します。

    最下部のビューポートで曲線が強調表示され、限界測点が青色のティックで示されます。

  7. [オーバーラップ]列で をクリックします。

    [横断勾配摺り付け - オーバーラップを検出]ダイアログ ボックスには 2 つのオプションがあります。

    • [重なりを自動的に解決] - このオプションは、影響を受ける曲線の重なった限界測点を削除します。
    • [オーバーラップを無視] — このオプションを使用すると、[横断勾配摺り付けタブ エディタ]に戻ってデータを手動で修正することができます。 アイコンはクリアされません。
  8. [横断勾配摺り付け - オーバーラップを検出]ダイアログ ボックスで[オーバーラップを無視]をクリックします。

横断勾配摺り付け測点を編集する

  1. [横断勾配摺り付けタブ エディタ]の[Curve.2] [外摺り付け区間]で[標準路肩の開始]行を選択します。
  2. [開始測点]値を 0+560.00 に変更します。

横断勾配摺り付け限界測点を削除する

  1. [横断勾配摺り付けタブ エディタ]の[Curve.3] [内摺り付け区間]で[標準路肩の終了]行を選択します。
  2. をクリックします。

    [標準路肩の終了]の横断勾配摺り付け限界測点が削除されます。

横断勾配摺り付け限界測点を追加する

  1. [横断勾配摺り付けタブ エディタ]で[Curve.3]を選択します。
  2. をクリックします。

    [横断勾配摺り付けタブ エディタ]は表示されていません。線形に沿った測点を指定するように要求されます。

  3. コマンド ラインに 568 と入力します。[Enter]を押します。

    測点 0+568.00 から始まる新規手動測点が[横断勾配摺り付けタブ エディタ]に表示されます。

  4. [手動測点]を右クリックします。[限界測点を割り当てる] [標準路肩の終了]をクリックします。
  5. [標準路肩の終了]行に次の値を入力します。
    注:

    残りの列は、これらの値から解釈されます。

    • [左路肩の外側]: -5.00%
    • [左レーンの外側]: -2.00%
    • [右レーンの外側]: -2.00%
    • [右路肩の外側]: -5.00%
    注:

    既存の横断勾配摺り付けデータを CSV ファイルからインポートするには、をクリックします。

    アイコンが[オーバーラップ]列から消えたことに注意してください。

  6. をクリックして横断勾配摺り付けタブ エディタを閉じます。

このチュートリアルを続けるには、「実習 5: 横断勾配摺り付けパラメータをグラフィックで編集する」に進んでください。