エクスポート オプションを選択し、FEA シミュレーションで使用されるファイルを書き込みます。
[反りを出力]チェック ボックスがオンである場合は、Moldflow からの反りのデータが .sif ファイルに保存されます。さらに、* CURE STRESS キーワードを含む HIN ファイルが作成されます。このキーワードは、構造解析で熱残留応力およびひずみの効果を追加するようにソルバーに指示します。詳細については、「熱残留応力をモデル化する」を参照してください。
[ウェルド サーフェスを出力]チェックボックスをオンまたはオフにするには、表示ウィンドウ内でウェルド サーフェスの結果を伴うボディがアクティブである必要があります。[ウェルド サーフェスを出力]チェックボックスがオンである場合、すべてのウェルド サーフェスの結果は .sif ファイルに格納されます。
[破断を有効化]チェック ボックスをオンにすると、母材の破断はモデル内の各積分点において評価されます。破断が発生すると、その積分点における材料の剛性は瞬時に初期値の数分の一になります。剛性劣化によって荷重が周囲の積分点に再分散します。破断を有効にすると損傷の進展を予測できます。このオプションを有効にすると、実行時間が長くなることに注意してください。破断の発生時の決定に使用される基準と、その破断基準を満たした結果に関する詳細については、『理論マニュアル』の「破断モデル」のトピックを参照してください。
完了後、入力ファイル(.inp、.cdb、.dat、.bdf、.nas)とインタフェース ファイル(.sif)が、選択したフォルダ内に表示されます。入力ファイルには、パーツ ジオメトリ、メッシュ、荷重、境界条件、およびユーザ材料定義が含まれています。インタフェース ファイルには、マッピングされた繊維配向、残留ひずみ、ウェルド サーフェスの情報が含まれます。