曲げ半径チェック

ハーネス アセンブリ内の曲げ半径をチェックする

指定した 最小曲げ半径 に違反する曲げをチェックするには、[曲げ半径を確認]ツールを使用します。ハーネス アセンブリ内のすべてのオブジェクト、特定のタイプのすべてのオブジェクト、または選択した 1 つまたは複数のオブジェクトに対して、曲げ半径チェックを実行できます。チェック対象のオブジェクトには、ワイヤ、ケーブル、ケーブル ワイヤ、セグメントがあります。

チェックを開始する前に、チェックするオブジェクトのプロパティとして、曲げ半径値を設定しておく必要があります。ライブラリ レベルで、曲げ半径値を設定することもできます。

  1. チェックするハーネス アセンブリをアクティブにします。
  2. リボンで、[ケーブル&ハーネス]タブ [管理]パネル [曲げ半径を確認]の順にクリックします。
  3. チェックするハーネス アセンブリをアクティブにします。
  4. ブラウザで、フォルダを右クリックするか、1 つまたは複数のハーネス オブジェクトを選択し、チェック対象のオブジェクト タイプを確認します。ワイヤ、ケーブル、セグメントを選択できます。
  5. 選択したオブジェクト タイプを確認するには
    • 右クリック メニューで[曲げ半径] [すべての曲げ半径を確認]の順に選択し、選択したタイプのすべてのオブジェクトを確認します。
    • 選択内容を確認するには、右クリックして、右クリック メニューから[曲げ半径]、[チェック]の順に選択します。

配線に関する違反とセグメントの変更を自動的に確認する

すべてのセグメント、配線済みおよび未配線のワイヤ、ケーブル、ケーブル ワイヤの曲げ半径を自動的にチェックするには、ハーネス設定で[アクティブ曲げ半径チェック]を有効にします。

  1. ブラウザでハーネス アセンブリを右クリックし、[ハーネス設定]を選択します。
  2. [一般]タブで、[アクティブ曲げ半径チェック]チェック ボックスをオンにします。

セグメントの作成中に曲げ半径をチェックするには、[ハーネス設定]でセグメントの曲げ半径の乗数を設定し、[アクティブ曲げ半径チェック]チェック ボックスをオンにします。

曲げ半径違反を特定する

違反の原因を特定するには、曲げ半径違反があるオブジェクトに対して[違反表示]を使用します。曲げ半径チェックで違反エラーが出たオブジェクトは、ダイアログ ボックスの上部に一覧表示されます。グラフィックス ウィンドウでは、違反のある場所に赤い記号が表示されます。

  1. ブラウザまたはグラフィックス ウィンドウで、違反があるオブジェクトを右クリックし、右クリック メニューから[曲げ半径] [違反表示]の順に選択します。
  2. 一覧でワイヤ、ケーブル、またはセグメントをクリックすると、グラフィックス ウィンドウで関連スプラインがハイライト表示されます。
  3. 必要に応じて、表示ツールを使用して違反について詳しく調べ、必要な調整を行います。

曲げ半径違反をクリアまたは省略する

ハーネス アセンブリのすべてのセグメント、ワイヤ、ケーブルの違反をクリアする

  1. クリアする違反を含むハーネス アセンブリをアクティブにします。
  2. ハーネス サブアセンブリ ノードを右クリックし、右クリック メニューから[すべての曲げ半径違反をクリア]を選択します。

選択したタイプのすべてのオブジェクトの違反をクリアする

  1. クリアする違反を含むハーネス アセンブリをアクティブにします。
  2. ブラウザで、クリアするオブジェクト タイプのフォルダを選択します。ワイヤ、ケーブル、セグメントのフォルダを選択できます。
  3. 右クリックして、右クリック メニューから[曲げ半径]、[すべての違反をクリア]の順に選択します。

選択したワイヤ、ケーブル ワイヤ、セグメントの違反をクリアする

  1. クリアする違反を含むハーネス アセンブリをアクティブにします。
  2. ブラウザまたはグラフィックス ウィンドウで、曲げ半径違反のあるオブジェクトを 1 つまたは複数選択します。ワイヤ、セグメント、ケーブル、またはケーブル ワイヤを選択できます。
  3. 右クリックして、右クリック メニューから[曲げ半径]、[違反をクリア]の順に選択します。

選択したオブジェクトの違反を省略する

  1. 違反を含むオブジェクトを右クリックします。
  2. 右クリック メニューから[曲げ半径]、[違反省略]の順に選択します。