ハーネス アセンブリ内の曲げ半径をチェックする
指定した
最小曲げ半径 に違反する曲げをチェックするには、[曲げ半径を確認]ツールを使用します。ハーネス アセンブリ内のすべてのオブジェクト、特定のタイプのすべてのオブジェクト、または選択した 1 つまたは複数のオブジェクトに対して、曲げ半径チェックを実行できます。チェック対象のオブジェクトには、ワイヤ、ケーブル、ケーブル ワイヤ、セグメントがあります。
チェックを開始する前に、チェックするオブジェクトのプロパティとして、曲げ半径値を設定しておく必要があります。ライブラリ レベルで、曲げ半径値を設定することもできます。
- チェックするハーネス アセンブリをアクティブにします。
- リボンで、[ケーブル&ハーネス]タブ
[管理]パネル
[曲げ半径を確認]の順にクリックします。
- チェックするハーネス アセンブリをアクティブにします。
- ブラウザで、フォルダを右クリックするか、1 つまたは複数のハーネス オブジェクトを選択し、チェック対象のオブジェクト タイプを確認します。ワイヤ、ケーブル、セグメントを選択できます。
- 選択したオブジェクト タイプを確認するには
- 右クリック メニューで[曲げ半径] [すべての曲げ半径を確認]の順に選択し、選択したタイプのすべてのオブジェクトを確認します。
- 選択内容を確認するには、右クリックして、右クリック メニューから[曲げ半径]、[チェック]の順に選択します。
配線に関する違反とセグメントの変更を自動的に確認する
すべてのセグメント、配線済みおよび未配線のワイヤ、ケーブル、ケーブル ワイヤの曲げ半径を自動的にチェックするには、ハーネス設定で[アクティブ曲げ半径チェック]を有効にします。
- ブラウザでハーネス アセンブリを右クリックし、[ハーネス設定]を選択します。
- [一般]タブで、[アクティブ曲げ半径チェック]チェック ボックスをオンにします。
セグメントの作成中に曲げ半径をチェックするには、[ハーネス設定]でセグメントの曲げ半径の乗数を設定し、[アクティブ曲げ半径チェック]チェック ボックスをオンにします。
曲げ半径違反を特定する
違反の原因を特定するには、曲げ半径違反があるオブジェクトに対して[違反表示]を使用します。曲げ半径チェックで違反エラーが出たオブジェクトは、ダイアログ ボックスの上部に一覧表示されます。グラフィックス ウィンドウでは、違反のある場所に赤い記号が表示されます。
- ブラウザまたはグラフィックス ウィンドウで、違反があるオブジェクトを右クリックし、右クリック メニューから[曲げ半径] [違反表示]の順に選択します。
- 一覧でワイヤ、ケーブル、またはセグメントをクリックすると、グラフィックス ウィンドウで関連スプラインがハイライト表示されます。
- 必要に応じて、表示ツールを使用して違反について詳しく調べ、必要な調整を行います。
曲げ半径違反をクリアまたは省略する
ハーネス アセンブリのすべてのセグメント、ワイヤ、ケーブルの違反をクリアする
- クリアする違反を含むハーネス アセンブリをアクティブにします。
- ハーネス サブアセンブリ ノードを右クリックし、右クリック メニューから[すべての曲げ半径違反をクリア]を選択します。
選択したタイプのすべてのオブジェクトの違反をクリアする
- クリアする違反を含むハーネス アセンブリをアクティブにします。
- ブラウザで、クリアするオブジェクト タイプのフォルダを選択します。ワイヤ、ケーブル、セグメントのフォルダを選択できます。
- 右クリックして、右クリック メニューから[曲げ半径]、[すべての違反をクリア]の順に選択します。
選択したワイヤ、ケーブル ワイヤ、セグメントの違反をクリアする
- クリアする違反を含むハーネス アセンブリをアクティブにします。
- ブラウザまたはグラフィックス ウィンドウで、曲げ半径違反のあるオブジェクトを 1 つまたは複数選択します。ワイヤ、セグメント、ケーブル、またはケーブル ワイヤを選択できます。
- 右クリックして、右クリック メニューから[曲げ半径]、[違反をクリア]の順に選択します。
選択したオブジェクトの違反を省略する
- 違反を含むオブジェクトを右クリックします。
- 右クリック メニューから[曲げ半径]、[違反省略]の順に選択します。