ワイヤ オカレンスを作成するには、ライブラリ ワイヤ タイプを選択し、アセンブリ内でワイヤを接続するピンを指定します。ワイヤは、ピンを選択して手動で配置することも、ワイヤ リストをインポートして自動的に配置することもできます。ワイヤを配置すると、ワイヤはアタッチ先のピン間の 2 点間接続として存在し、ピンに接近するにつれてやや曲線状になります。ワイヤの形状をさらにコントロールするには、ワイヤの作業点を追加して調整します。
現在の既定の設定を使用して、複数のワイヤを作成することができます。また、毎回異なる設定を使用して、異なるワイヤを作成することもできます。最後に選択したライブラリ ワイヤが、次回以降の操作の既定となります。
ワイヤは、レンダリング表示または中心線表示されます。レンダリング表示ではワイヤが 3 次元表示され、中心線表示では作業点とパスが遮られずに表示されます。パフォーマンスを最大にするためには、ワイヤを作成したり編集するときに、中心線表示モードを使用します。
セグメントと同様に、選択したハーネス アセンブリ内の個々のワイヤまたはすべてのワイヤに対して、表示オプションを設定できます。表示設定には、次の方法を使用します。
現在の表示状態は、常にオカレンス レベルの表示設定によってオーバーライドされます。
ワイヤと関連するピンの間の正接を、[ワイヤおよびケーブル]タブの[ハーネス設定]で設定することもできます。正接をオフにすると、ワイヤが接続先のピン間の 2 点間直線接続として作成されます。正接をオンにすると,ワイヤがピンに接近するとき少し曲がります。
ワイヤをアセンブリに配置すると、次の操作を行うことができます。
ワイヤの作業点を作成する際に指定した点によって、関連付けられているジオメトリを変更したときに、ワイヤの作業点が更新されるかどうかが決まります。面の任意の点を指定して作成したワイヤ作業点は、ポジション リプレゼンテーションで変更するなどして、モデル ジオメトリを変更しても更新されません。次のジオメトリに基づいて作成したワイヤ作業点は、ジオメトリの変更に応じて更新されます。