スケッチ ジオメトリの投影の概要

Inventor では、既存のオブジェクトからジオメトリをアクティブなスケッチ平面に投影することができます。

新機能の紹介: 2024.2

エッジ、頂点、ループ、作業フィーチャ、またはその他のスケッチ ジオメトリを投影することができます。投影されたジオメトリは元のジオメトリに関連付けられている(リンクされている)ため、元のジオメトリが変更されると、それに応じて投影されたジオメトリも更新されます(投影されたジオメトリは、元のジオメトリへの参照にすぎないので、参照ジオメトリとも呼ばれます)。 たとえば、スロットを投影した長方形の場合は、親のスロットのフィレットに加えられる変更を継承します。

参照ジオメトリは、複数の方法で作成できます。
ヒント: 構築ジオメトリ切り替えがオフの場合、[Shift]キーを押して、構築ジオメトリとして投影しようとしているジオメトリをクリックします。構築ジオメトリ切り替えがオンの場合もこの動作は有効です。[Shift]キーを押して、スケッチ ジオメトリとして投影しようとしているジオメトリをクリックします。2D スケッチと 3D スケッチの両方でこの動作は有効です。
注: 投影によって作成された参照ジオメトリは削除できますが、モデルの面でスケッチするときに自動的に追加された参照ジオメトリは削除できません。
投影は、繰り返し使用するパーツを手動で更新して配置する手間が省けるので、トップダウン アセンブリ設計で作業する際に役立ちます。また、投影されたジオメトリを使用して、次のことが可能です。
元のフィーチャが変更されると、それを反映して参照ジオメトリが更新されるので、ジオメトリはスケッチ平面に正しく投影されます。たとえば、次のようになります。
投影されたジオメトリを使用する際は、次の考慮事項があります。