ハーネス データをインポート、確認する

ハーネス データをインポートする

[ハーネス データをインポート]コマンドを使用すると、複数のワイヤおよびケーブルを自動的にハーネス アセンブリに追加(接続)できます。これらのファイルは、テキスト エディタまたはスプレッド シートを使用して作成できます。また AutoCAD Electrical などの他のアプリケーションからデータをインポートすることもできます。同一または異なるインポート ファイルから、このデータを複数回インポートできます。

スプライスおよびコネクタ上にワイヤをインポートすることはできません。コネクタは、ケーブルのインポート時にのみ使用できます。.xml 形式を使用すると、プロパティやバーチャル パーツなどの追加のハーネス データもインポートできます。どちらの形式もコネクタ、スプライス、およびピンのインポートをサポートしません。

注: ハーネス データ ファイルをインポートする前に電気部品データを確認するために、インポート ファイルで定義されているすべての電気部品のレポートを実行できます。この一覧を使用して修正を加え、不足する部品がないようにします。
  1. ハーネス アセンブリをダブルクリックして、インポートするハーネス データを取得します。
  2. 一意の参照指定をまだ割り当てていない場合は、ハーネス データ ファイルで使用されている適切なコネクタ オカレンスとスプライス オカレンスに参照指定をすべて割り当てます。
  3. リボンで、[ケーブル&ハーネス]タブ [管理]パネル [ハーネス データをインポート]の順にクリックします。
  4. [参照]をクリックし、ハーネス データ ファイル(.xml または .csv)を探し、ファイルを見つけて開きます。
  5. csv ファイルをインポートする場合は、[設定ファイル(.cfg)]の[参照]をクリックし、設定ファイル(.cfg)を見つけて開きます。
  6. アクティブなハーネス アセンブリにハーネス データを追加するには、[OK]をクリックします。ハーネス データをインポートせずにダイアログ ボックスを閉じるには、[キャンセル]をクリックします。

[インポートしたハーネス データ]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、インポート中に発生した問題が表示されます。また、これらの問題を修正したり、他の必要なデータを追加することもできます。ワイヤとケーブルの更新、インポートに関連するエラーなど、その他のインポートの詳細はログ ファイルに記録されます。

インポートする電気部品を確認する

ハーネス データ インポート ファイル内のハーネス データを解析して、そのファイルで定義されているすべての電気部品の一覧を作成するには、[ハーネス データを確認]を使用します。この一覧には、すべてのコネクタおよびスプライスと、それらの定義済みのプロパティが含まれます。アセンブリ内で参照指定が割り当てられていない電気部品には、エラー状態アイコンが表示されます。

ファイルをインポートする前に、この一覧を使用して、欠落している参照指定情報を確認して修正し、必要な電気部品がハーネス アセンブリに配置されていることを確認します。

  1. 電気部品データをインポートしてプレビューするハーネス アセンブリをダブルクリックします。
  2. リボンで、[ケーブル&ハーネス]タブ [管理]パネル [ハーネス データを確認]の順にクリックします。
  3. [ハーネス データ ファイル(.xml または .csv)]の[参照]をクリックし、ファイルを見つけて開きます。
  4. csv ファイルをインポートする場合は、[設定ファイル(.cfg)]の[参照]をクリックし、設定ファイル(.cfg)を見つけて開きます。
  5. [ハーネス データを確認]ダイアログ ボックスの[フィルタ]をクリックし、一覧に含める電気部品を選択します。
  6. 必要に応じて、[クリップボードへコピー]をクリックして一覧を Windows のクリップボードに転送し、その他の処理や印刷を行うために、その情報を適切なアプリケーションに貼り付けます。
  7. ダイアログ ボックスを閉じるには、[キャンセル]をクリックします。