ケーブル&ハーネスの[ハーネス データをエクスポート]コマンドを使用すると、ハーネス固有のデータを中間 XML ファイル形式でエクスポートできます。外部のアプリケーションは、このデータを使用してハーネス データを再作成できます。
生成される XML ファイルは、判読可能な XML 形式です。これには、ケーブル&ハーネスの既知のプロパティの正確な名前も含まれます。
サンプル ファイルとして、Example XML File フォルダの Assembly2000.Harness1.xml ファイルを参照してください。このファイルの既定の格納場所は次のとおりです。
Microsoft Windows 7 および Windows 8 オペレーティング システムの場合:
- ユーザー¥パブリック¥パブリックのドキュメント¥Autodesk¥Inventor [バージョン番号]¥Tutorial Files¥Cable & Harness¥Example XML File です。
XML ファイルに含まれる要素
注: リボン ケーブルの XML インポート、エクスポートはサポートされません。
ハーネス アセンブリの設定:
ライブラリのワイヤ、ターミナル、ラベル、シール、ルーム、プラグ、ユーザ定義のバーチャル パーツ、スプライス、ケーブル - アセンブリ内で使用するライブラリのワイヤ、ターミナル、ラベル、シール、ルーム、プラグ、ユーザ定義のバーチャル パーツ、スプライス、ケーブル
- ワイヤ、ケーブル、ターミナル、ラベル、シール、ルーム、プラグ、ユーザ定義のバーチャル パーツ、スプライスのライブラリ定義名
- ライブラリレベルのすべてのプロパティ
- ライブラリのすべてのカスタム プロパティ
- ケーブルの場合、ケーブル内のライブラリ ワイヤのリスト
ハーネス アセンブリ内の各ワイヤ:
- ワイヤ名
- ワイヤの参照先ライブラリの定義名
- ワイヤのオカレンス プロパティ(ライブラリレベル プロパティへのオーバーライドを含む)
- ワイヤの接続、接続先の参照指定、ピン名
- 長さ、調整後の長さ、最小曲げ半径の値
- ワイヤ上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
- ワイヤ ピン上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
- ワイヤの制御点上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
- ワイヤが通るすべてのセグメントの名前
ハーネス アセンブリ内の各ケーブル:
- ケーブル名
- ケーブルの参照先ライブラリの定義名
- ケーブル オカレンスのプロパティ(ライブラリ レベルのプロパティのオーバーライドを含む)
- ケーブル ワイヤ オカレンスのプロパティ(ライブラリ レベルのプロパティのオーバーライドを含む)
- ケーブル ワイヤ オカレンスのプロパティ(ライブラリ レベルのプロパティのオーバーライドを含む)
- ワイヤ ピンのカスタム プロパティ
- 作業点名とそのカスタム プロパティを持つすべてのワイヤ制御点
- ケーブル ワイヤの接続、接続先の参照指定、ピン名
- 各ケーブル ワイヤの長さ、調整後の長さ、最小曲げ半径の値
- 各ケーブル ワイヤのライブラリ定義
- ケーブル ワイヤ上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
- ケーブル ワイヤ ピン上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
- ケーブル ワイヤの制御点上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
ハーネス アセンブリ内の各セグメント:
- セグメント名
- セグメント オカレンスのプロパティ
- セグメント内のワイヤとケーブルのリスト
- 長さおよび調整後の長さの値
- 直径
- 外観
- セグメント上の作業点のリスト - x、y、z (グローバル原点が基準)
- セグメント上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
- セグメントの作業点上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
ライブラリ スプライス:
- スプライス ピンのリスト
- ピン名
- 埋め込み長さと部品番号
ハーネス アセンブリ内の各スプライス:
- スプライスの参照指定
- スプライスのライブラリ定義
- スプライスが参照するライブラリ ピンとそのオカレンス プロパティ
- スプライスの位置 - x、y、z (グローバル原点が基準)
- スプライス ピンのオカレンス レベルのプロパティ
- ピンの x、y、z (ハーネス アセンブリ内のグローバル原点が基準)。これらは、ワイヤの端点です。
- スプライス上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
ライブラリのバーチャル パーツ:
- バーチャル パーツのライブラリ定義名
- [カテゴリ]
- 部品番号
電気コンポーネント:
参照指定 - ワイヤがアタッチされたすべての電気部品
- パーツ レベルのプロパティ
- 電気コンポーネント オカレンスのプロパティ(ライブラリ レベルのプロパティのオーバーライドを含む)
- アセンブリ内のパーツ オカレンスの位置(グローバル原点が基準)
ピン(ワイヤがアタッチされたすべてのピンが対象):
- ピン名
- ピンの x、y、z (ハーネス アセンブリ内のグローバル原点が基準)。これらは、ワイヤの端点です。
- パーツ レベルのプロパティ
- ピンのオカレンス プロパティ(ライブラリレベル プロパティへのオーバーライドを含む)
- コネクタ ピン上のすべてのバーチャル パーツとそのカスタム プロパティ
使用される単位
XML ファイルに一覧表示されるすべてのプロパティは、特定のデータ型で使用される Autodesk Inventor の標準データベースの単位です。