許容差とパラメータの機能強化

個々のモデル状態で許容差設定が考慮されるようになりました。パラメータ許容差へのアクセスと Excel サポートが強化されました。

モデル状態ごとの許容差設定

パーツおよびアセンブリのモデル状態で、状態ごとに固有の許容差設定がサポートされるようになりました。

新しい許容差のタイプと[パラメータ]でのアクセスの機能強化

以前は、[パラメータ]の[許容差]列での変更は、[上限]、[中央値]、[ノミナル]、[下限]に制限されていました。[許容差]行をクリックして鉛筆アイコンをクリックすると、[許容差]ダイアログ全体にアクセスできるようになりました。

許容差のタイプ[基本]が[タイプ]の選択肢に追加されました。[基本]許容差をプロモートして 3D 注記と同期し、図面で修復できるようになりました。

基本公差寸法は、スケッチ寸法でも使用できます。

詳細については、「モデルのパラメータを使用するには」を参照してください。

詳細については、「個々の寸法に対する公差を編集するには」を参照してください。

スプレッドシートで許容差パラメータにアクセス可能

このリリースでは、モデル状態に関するパラメータ許容差設定を Excel に取り込む機能が追加されました。 また、モデル状態で、ユーザ定義の文字パラメータとブール値(True/False)パラメータを設定できるようになりました。

Inventor® Ideas の投稿

詳細については、「モデル状態を編集するには」を参照してください。

XML ファイルのエクスポートとインポートでの許容差

XML ファイルのエクスポートおよびインポート時に、各モデル状態のパラメータ許容差設定が含まれるようになりました。

詳細については、「モデルのパラメータを使用するには」を参照してください。

マルチバリュー パラメータのソート順

マルチバリュー パラメータの順序をソートできるようになりました。たとえば、最も頻繁に使用する値をリストの先頭に配置することができます。[パラメータ]ダイアログで、任意の列のパラメータを右クリックし、[マルチバリュー リストを編集]を選択して[カスタム順序]ボックスをオンにします。

Inventor® Ideas の投稿