マップ ブックは地図帳に似ていて、1つのマップ上にグリッドを配置し、「タイル」に分割します。グリッドの各正方形がマップ タイルになります。個々のタイルは別のページにレンダリングされて、プロッタや DWF という電子形式にパブリッシュすることができます。マップを DWF にパブリッシュすると、AutoCAD Map 3D ツールセットを持たないユーザと DWF を共有することができます。これらのユーザは、無償ビューア、Autodesk Design Reviewをhttp://www.autodesk.co.jpからダウンロードし、マップを見ることができます。
マップ ブックではビューポートを使用して、各ページの情報を整理します。ビューポートは Web ページのフレームに似ています。1つまたは複数のマップ ブック ページに[挿入画]としてカスタム ビューポートを作成できます。ビューポート内で画面移動やズームを行って、マップの詳細図を拡大表示します。
また、マップ ブック上の定型の「キー」ビューポートを、メイン マップ ファイルのコピーにリンクすることもできます。こうすることで、マップ ブックのそれぞれのタイルで、マップ全体が小さいウィンドウに表示されます。