アンダーシュートは、相互に許容半径内にあるが接していないオブジェクトです。アンダーシュートは、不正確なディジタイズや、スキャンしたデータの変換によって発生することがあります。[アンダーシュートを延長]クリーンアップ処理を使用して、アンダーシュートを探して修正します。
可能であれば、1つのオブジェクトを延長してもう一方のオブジェクトに交差させます。それによって、同じ方向を維持し、オブジェクト上の点にスナップします。ノードが存在しない場合、この操作によって交差にノードが1つ作成されます。
指定された許容差内を通る2つのオブジェクトは、スナップによって方向が変わらない限り、一緒にスナップされます。ノードがその点に存在しない場合、この操作によってノードが1つ作成されます。
アンダーシュートを延長するには
- Street_Centerlines.dwg をまだ開いていない場合は、再度開きます。
- の順に選択します。 検索
- [図面クリーンアップ - オブジェクトを選択]ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
- [図面クリーンアップに含めるオブジェクト]で、[すべて選択]を選択します。
- [画層]ボックスにアスタリスク(*)が入っていることを確認します。
- [次へ]をクリックします。
クリーンアップ操作に含めるオブジェクトをすべて指定します。
- [図面クリーンアップ - 操作を選択]ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
- [アンダーシュートを延長]を選択し、[追加]をクリックします。
- [選択した操作]リストで[アンダーシュートを延長]を選択し、[許容差]に 10 と入力します。
- エラーを1つずつ確認するには、[オプション]で[対話的]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- [図面クリーンアップ - クリーンアップ方法]ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
- [クリーンアップ方法]で、[元のオブジェクトを修正]を選択します。
- [完了]をクリックします。
- [図面クリーンアップ エラー]ダイアログ ボックスで、[アンダーシュートを延長]がハイライト表示されています。 次の操作を行います。
- [アンダーシュートを延長]を展開して、検出されたショート オブジェクトを確認します。
- [アンダーシュートを延長]をハイライト表示させたまま、[すべてマーク]をクリックして、検出されたすべてのショート オブジェクト上にマーカーを配置します。
エラーは修正されていませんが、マークされています。後でエラーを見つけて、さらに詳細に確認することができます。
- [図面クリーンアップ エラー]ダイアログ ボックス内からズームして、対話的な[図面クリーンアップ]プロセスを継続したままエラーを検査します。 次の操作を行います。
- [エラー 1 / 2]をクリックします。
- [自動ズーム]チェック ボックスをオフにします。
- [ズーム %]に 400 などの大きい値を入力します。[ズーム](Zoom)をクリックします。
- [次へ]をクリックして、[エラー 2 / 2]にズームします。
- エラーの検査が終了したら、[ズーム %]を 100 に戻します。
- [ズーム](Zoom)をクリックします。
- [自動ズーム]チェック ボックスを再度オンにします。
ズームによって、離れたところにある他のマーカーを見ることができます。
- [図面クリーンアップ]ダイアログ ボックスを閉じて、図面を保存します。
このチュートリアルを続けるには、「演習 3: クリーンアップ プロファイルを使用する(オプション)」へ進みます。