newScript()
メソッドなど)では、従来のエディタのインスタンスも引き続き開きます。新しいスクリプト エディタのドキュメントについては、「スクリプト エディタ ウィンドウ」を参照してください。リスナーや他の実行中のスクリプトから newScript()
メソッドを呼び出して、[スクリプト エディタ](Scripting Editor)ウィンドウを開くことができます。
newScript()
メソッドの構文を以下に示します。
newScript()
空の[スクリプト エディタ](Scripting Editor)ウィンドウを開き、出力およびフォーマット操作のターゲットとして使用できる値 WindowStream
を返します。これは、出力を別のウィンドウに転送して、確認や編集、後でファイルに保存する作業を容易にする場合に便利です。WindowStream
への出力は、ウィンドウ内の現在のカーソル位置に挿入されます。
newScript()
メソッドによって作成されるのは従来のエディタであり、新しいエディタ内の新規のタブではありません。例:
b=box()
debug = newScript()
-- ...
print b to:debug
-- ...
format "name is %\n" b.name t:debug
[スクリプト エディタ](Scripting Editor)ウィンドウのタイトルには、全体のパス名ではなく、現在のスクリプトのファイル名だけが表示されるので、[スクリプト エディタ](Scripting Editor)ウィンドウを最小化しても簡単に識別することができます。
左ウィンドウ境界線の行選択マージン。カーソルを左マージンに移動すると、カーソルは右矢印に変わります。シングルクリックで行全体が選択され、クリックしてドラッグすると複数の行が選択されます。
他の[スクリプト エディタ](Scripting Editor)ウィンドウ、[リスナー] (Listener)ウィンドウ、または Windows のドラッグ アンド ドロップがサポートされている他のテキスト エディタ ウィンドウ間で、ドラッグ アンド ドロップによってテキストを移動およびコピーすることができます。テキストを単にドラッグすると、テキストが移動します。[Ctrl]キーを押しながらドラッグすると、テキストがコピーされきます。
[検索] (Search) > [検索] (Find)または[検索] (Search) > [置換] (Replace)を選択すると、選択したテキストは自動的に[検索する文字列](search text)ダイアログ ボックスのフィールドにロードされます。これは、選択したテキストが他にあるかどうかを見つけるのに便利です。
選択したテキストはこのオンライン リファレンスの[インデックス] (Index)フィールドに自動的に読み込まれます。スクリプト エディタでキーワードを強調表示して[F1]キーを押すと、オンライン リファレンスが開き、選択したキーワードに関する情報を検索できます。
構文カラーリング - 手動による構文カラーリングがサポートされています。さらに、3ds Max 5 以降では、ファイルを開きエディタで入力している間にも、現在行の構文カラーリングが自動実行されます。
ブラケットの対応 - ブラケットの横にカーソルを置いて、[Ctrl]+[B]を押すと、このブラケットと対応するもう一方のブラケットの間にあるすべてのテキストを選択できます。
クイック ソース コード ナビゲーション - スクリプト エディタで[Ctrl]キーを押したまま右クリックすると、コンテキスト メニューが表示され、関数、ロールアウト、イベント ハンドラ、UI 要素など、現在ロードされているスクリプトの主要なビルディング ブロックがすべて示されます。
可変テキスト サイズ - [Ctrl]キーを押して、マウス ホイール(使用可能な場合)を回転させると、ソース コード テキストのサイズを調整できます。
[スクリプト エディタ](Scripting Editor)ウィンドウで使用するコマンドについては、「スクリプト エディタ コマンド」を参照してください。