減衰カーブを使用して Blue Pencil ブラシをカスタマイズする

減衰設定を使用して Blue Pencil のストロークをカスタマイズする

Blue Pencil ツールでは、減衰カーブを使用して鉛筆ツール、ブラシツール、消しゴムツールのカスタム設定を作成することができます。

これらの設定を開くには

鉛筆ツール、ブラシツール、消しゴムツールのBlue Pencil ツール設定で、不透明度カーブ、サイズカーブ、および硬度カーブのセクションを展開します。

一般的なカーブ設定

Blue Pencil 減衰カーブは、他の Maya ツールの減衰カーブと似ていますが、いくつかの違いがあります。

硬度カーブ(Hardness Curve): ブラシは通常、中心では不透明ですが、エッジに向かってソフトになります(スカルプトまたはソフト選択の減衰と同様)。
サイズカーブ(Size Curve)と不透明度カーブ(Opacity Curve): 減衰という用語を使用していますが、これらの設定は距離ではなく、スタイラスの圧力によって制御されます。通常、圧力が増加すると、出力は減少しないで増加します。

注: 減衰カーブの設定はタブレットペンにのみ適用されますが、例外的に、硬度カーブはブラシツールと消しゴムツールの両方で使用できます。「タブレットで Blue Pencil を使用する」を参照してください。

カーブグリッド

カーブ上の任意の場所をクリックして、カーブポイントを挿入します。ポイントを移動するには、ポイントをドラッグします。

カーブ削除ハンドル

減衰カーブグリッドの下の対応する削除ハンドルをクリックするか、[Ctrl]キーを押しながらカーブ上のポイントをクリックします。

減衰を展開(Expand Falloff)

減衰カーブ(Falloff Curve)の横にある

をクリックして、より大きな減衰カーブ編集ウィンドウを開きます。

カーブ上で近接するポイントを識別できるように、削除ハンドルはグレーの階調で表示されます。削除ハンドルの色が濃いほど、そのポイントは Y 軸上で高い位置にあります。

カーブをリセット(Reset Curve)

減衰カーブを既定のシェイプにリセットします。

カスタムカーブを保存(Save Custom Curve)

ツール設定(Tool Settings)のカスタムカーブ(Custom Curve)プリセットに現在の減衰カーブを保存します。

補間(Interpolation)

グラフでの値の計算方法をコントロールします。プルダウンリストから次のいずれかを選択します。

なし(None): 補間は行われません。それぞれの値は、グラフ上で識別可能なステップとなります。
リニア(Linear): 値は空間内で線形的に補間されます。
スムーズ(Smooth): 値は正規分布に従って補間されます。グラフの各値が周囲の領域に適用され、それから隣の値とすばやくブレンドされます。
スプライン(Spline): スムーズ(Smooth)と似ていますが、スプライン(Spline)では隣接するインデックスを考慮して、よりスムーズなエフェクトが得られます。

プリセットカーブ(Preset Curve)

一連の共通プリセットから選択します。

カスタムカーブ(Custom Curve)

カスタムカーブを保存(Save Custom Curve)を使用するときに作成されるカスタムカーブのサイトです。

鉛筆ツールのカーブ設定

鉛筆ツールのカーブ設定を使用すると、タブレットの圧力の感度を使用して、一意のストロークを作成できます。減衰カーブの使用手順については、このトピックの冒頭にある「一般的なカーブ設定」を参照してください。

不透明度カーブ(Opacity curve): 不透明度カーブ(Opacity curve)を使用して Blue Pencil のストロークの動作を設定するには、Blue Pencil ツール設定(Blue Pencil Tool Settings)の不透明度に対するタブレット圧力を有効化(Enable Tablet Pressure for Opacity)をオンにします。均一な厚みを使用するのではなく、不透明度を変えることで、たとえば、開始時のストロークをソフトにし、そこからストロークの強度を大幅に上げることができます。; 注: 不透明度カーブ(Opacity Curve)が用意されているのは、Blue Pencil のブラシ(Brush)ツールのみです。鉛筆(Pencil)や消しゴム(Eraser)では使用できません。
サイズカーブ(Size Curve): サイズカーブ(Size Curve)を使用して Blue Pencil ストロークで使用できるサイズを作成するには、Blue Pencil ツール設定(Blue Pencil Tool Settings)のサイズに対するタブレット圧力を有効化(Enable Tablet Pressure for Size)をオンにしします。; 注: サイズカーブ(Size Curve)が用意されているのは、Blue Pencil のブラシ(Brush) ツールおよび鉛筆(Pencil)ツールのみです。Blue Pencil の消しゴム(Eraser)では使用できません。

ブラシツールのカーブ設定

ブラシツールのカーブ設定を使用すると、タブレットの圧力感度を使用して、一意のストロークを作成できます。減衰カーブの使用手順については、このトピックの冒頭にある「一般的なカーブ設定」を参照してください。

注: このツールの硬度カーブを利用する場合、感圧タブレットは必要ありません。

不透明度カーブ(Opacity curve): Blue Pencil ストロークの動作を設定するには、不透明度カーブを使用します。均一な厚みを使用するのではなく、不透明度を変えることで、たとえば、開始時のストロークをソフトにし、そこからストロークの強度を大幅に上げることができます。; 注: 不透明度カーブ(Opacity Curve)が用意されているのは、Blue Pencil のブラシ(Brush)ツールのみです。鉛筆(Pencil)や消しゴム(Eraser)では使用できません。
サイズカーブ(Size Curve): Blue Pencil ストロークの可変サイズを作成するには、サイズカーブ(Size Curve)を使用します。; 注: サイズカーブ(Size Curve)が用意されているのは、Blue Pencil のブラシ(Brush) ツールおよび鉛筆(Pencil)ツールのみです。Blue Pencil の消しゴム(Eraser)では使用できません。
硬度カーブ(Hardness curve): 硬度カーブのプリセット; 定義が異なるストロークを作成するには、硬度カーブ(Hardness curve)を使用します。硬度は、ブラシがシャープになるのか、またはぼやけるのかに影響します。; 注: 硬度カーブ(Hardness curve)は、Blue Pencil のブラシ(Brush)ツールおよび消しゴム(Eraser)ツール専用です。鉛筆(Pencil)には使用できません。

消しゴムツールのカーブ設定

消しゴムツールのカーブ設定を使用すると、タブレットの圧力感度を使用して、一意のストロークを作成できます。減衰カーブの使用手順については、このトピックの冒頭にある「一般的なカーブ設定」を参照してください。