Dual Domain メッシュ

Dual Domain メッシュは、モデルのサーフェスを三角形要素で覆ったソリッドな CAD モデルを表します。

アラート アイコン このチュートリアル用のファイルを Autodesk Knowledge Networkメッシュ チュートリアルからダウンロードします。

このモデルは、三角形要素から成るサーフェス シェルで覆われた中空のボディとして表示させる方法あります。

DD メッシュ

成形品の裏面にある三角形のコーナー ノードの位置が揃うように、三角形のサーフェス要素の方向が決まります。そして、これらのノード間の距離によって、成形品の特定領域の厚みが決められます。

Dual Domain のメッシュで解析する場合、樹脂の流れをシミュレートするためのフレームとして、成形品の厚みに合わせた数多くのレイヤー(10 レイヤー以上が一般的)が使用されます。これらのレイヤーが正確に構築されるように、さらに肉厚方向にレイヤーが確実に揃うように、成形品の反対面にある三角形要素を一致させる必要があります。

Dual Domainメッシュは、薄い成形品を正確に表現します。そこでは、温度やフローフロント速度などのパラメータに関し、急速に変化する断面プロファイルがあります。

このタスクの内容

  1. 前のタスクで使用した「Mesh tutorial」プロジェクトが開いていることを確認します。これが開いていない場合、プロジェクトを開くアイコン ([学習と開始]タブ > [開始]パネル > [プロジェクトを開く])をクリックし、Mesh tutorial を選択します。
  2. インポート アイコン ([ホーム]タブ > [インポート]パネル > [インポート])をクリックします。
  3. [ファイルの種類]ドロップダウン リストから、[スタディ ファイル(*.sdy)]を選択します。
  4. チュートリアル ファイルを保存した場所に移動します。
  5. 「dustpan_dual_domain.sdy」というファイルを選択し、[開く]をクリックします。
  6. 選択アイコン ([表示]タブ > [ナビゲーション]パネル > [選択])をクリックします。
  7. モデル内の要素(三角形)をクリックし、キーボードの[Del]キーを押します。
  8. 中心アイコン [中心]をクリックし、削除した要素に隣接した要素をクリックします。これで、確認対象の領域が中央に表示されます。
  9. モデルを回転および拡大して、モデルがどのように表示されているかを確認します。
  10. スタディ タスク ペインに Dual Domain メッシュ タイプとモデルの要素数が表示されます。

下にある[次のトピック]のリンクをクリックして、チュートリアルの次のタスクに進みます。

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