このタスクでは、実行させる成形プロセスと解析順序を選択します。
このチュートリアル用のファイルを Autodesk Knowledge Network の多数個取り充填解析の設定チュートリアルからダウンロードします。
[ファイル] > [新規プロジェクト]をクリックします。
[プロジェクト名]に「Modeling tutorial」と入力します。
[OK]をクリックします。
([ホーム]タブ > [インポート]パネル > [インポート])をクリックします。
[ファイルの種類]ドロップダウン リストを選択します。直接サポート対象のファイルの種類リストが開きます。[スタディ ファイル(*.sdy)]を選択します。
チュートリアル ファイルを保存した場所に移動します。
[model_4.sdy]ファイルをクリックして、[開く]をクリックします。
Autodesk Moldflow は、熱可塑性樹脂射出成形、リアクティブ成形、熱可塑性樹脂オーバーモールディングなど、さまざまな成形プロセスをサポートとしています。今シミュレーション対象になっているプロセスを反映するプロセスを選択します。
([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [熱可塑性樹脂射出成形])をクリックしします。サポートされる成形プロセスの範囲が一覧表示されます。[熱可塑性樹脂射出成形]がこのモデルで使用されているものであり、既定値です。
成形プロセスの選択後に、解析順序が設定されます。利用できる解析順序は、選択した成形プロセスによって異なります。解析順序は、プロセスのさまざまな側面を調べるモジュールで構成することができます。モジュールには、充填、保圧、反り、冷却が含まれています。
([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [解析順序])をクリックします。
[解析順序の選択]ダイアログ ボックスが開きます。
[充填]を選択します。
[OK]をクリックします。
プロジェクト ビュー ペインで、スタディ名の横に
記号があることに注目してください。これは、そのスタディで充填解析が選択されていることを示しています。解析が実行され、その結果が得られると、記号の色がソリッド カラーの
に変わります。
インポートした CAD モデルの成形品を解析するときには、まず先に、充填パターン、射出圧力、エアー トラップやウェルド ラインの位置などが検証できる基本的な充填解析を実行します。成形品の充填パラメータが適切であることを確認したら、充填+保圧(充填と保圧の各過程)を解析することができます。続いて、冷却や反りなど、他の解析も実行します。
下にある[次のトピック]のリンクをクリックして、チュートリアルの次のタスクに進みます。
親トピック: 多数個取りの充填解析を設定する(チュートリアル)
次のトピック: 材料を選択する