このタスクでは、成形材料を選択します。
次の項目に基づいて成形材料を選択します。
前のタスクで作業したモデルが開いていることを確認します
スタディ タスク ペイン(
[材料]の横)で、「Generic PP Easy Flow: Generic Shrinkage Characterised Material」という材料が選択されていることを確認してください。この成形品で使うため、Eastman Chemical Products社の Tenite LDPE 1870 を調べます。
([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [材料の選択])をクリックし、[材料の選択]ダイアログ ボックスを開きます。
[メーカー]ドロップダウン リストをクリックします。
リストをスクロールして、[Eastman Chemical Products]を見つけます。
[商品名]ドロップダウン ボックスで、材料 Tenite LDPE 1870 を選択します。
[詳細]をクリックし、材料特性を表示します。
[推奨条件]タブをクリックし、推奨金型表面温度が 40℃であり、樹脂温度が 220℃ であることを確認します。
[OK]を 2 回クリックします。
選択した材料がスタディ タスク ペインに表示されます。
([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、[プロセス設定ウィザード: 充填設定]ダイアログ ボックスに選択材料の推奨プロセス設定が提示されていることを確認します。
[キャンセル]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [材料の選択])をクリックし、[材料の選択]ダイアログ ボックスを開きます。
[検索]ボタンをクリックして、[検索基準]ダイアログ ボックスを開きます。
[検索フィールド]ペインで[樹脂略号]を選択し、[サブストリング]テキスト ボックスに「PC」と入力します(PC は Polycarbonate の略)。
[検索]をクリックします。[熱可塑性樹脂の選択]]ダイアログ ボックスに、データベース内のポリカーボネート材料の全リストが表示されます。
[検索]をクリックして、[検索基準]ダイアログ ボックスを再び開きます。
以前に定義した検索パラメータが引き続き指定されています。
[検索フィールド]ペインで[フィラー データ: 説明]を選択し、[サブストリング]テキスト ボックスに「glass」と入力します。
[検索]をクリックします。[熱可塑性樹脂の選択]ダイアログ ボックスに更新された材料リストが表示されます。
さらに検索を絞り込むには、[検索]を再びクリックします。
[検索フィールド]ペインで[フィラー データ: 重量]を選択し、[最小]および[最大]テキスト ボックス両方に「20」と入力します。
[検索]をクリックします。[熱可塑性樹脂の選択]ダイアログ ボックスに更新された材料リストが表示されます。
選択対象の材料が約 60 種類になりました。その一部は混合材料です。
[樹脂略号] 列の見出しをクリックします。リストが略号のアルファベット順にソートされます。
個々の材料の特性に基づいて、最終的な選択が可能です。
リストで[Teijin Limited]の[Panlite G-3420 QG0015X]をクリックしてハイライト表示します。
[Ctrl]キーを押しながら、[Trinseo NA-LA]の[Calibre 5201-12]を選択します。
リストで両方の材料が強調表示されす。
[比較]ボタンをクリックします。
[材料テスト測定とデータ比較レポート]ダイアログ ボックスが開きます。この 2 つの材料の物理特性を比較して、最適な材料を選択できます。
物理特性の異なる類似材料(例: pvT)を選択すると、成形上の問題が解決できる場合があります。
[OK]をクリックし、[Trinseo NA-LA]の[Calibre 5201-12]を強調表示して、[選択]ボタン、[OK]の順にクリックします。 モデルの解析時に、この材料の特性が使用されます。
([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、[プロセス設定ウィザード: 充填設定]ダイアログ ボックス上部の推奨プロセス設定が変更されていることを確認します。
[キャンセル]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
スタディ タスク ペインで材料名を右クリックし、メニューから[材料の選択...]を選択します。
[材料の選択]ダイアログ ボックスで[検索...]をクリックします。
[検索基準]ダイアログ ボックスで[追加...]をクリックします。
[検索フィールドの追加]ダイアログ ボックスが開きます。
このダイアログ ボックスには、データベースの検索に使用できる材料特性のリストが表示されます。光学データを持つ材料が必要なので、屈折率を基準にして検索します。
リストを下にスクロールし、[非配向状態での屈折率]を選択して、[追加]をクリックします。
これで、検索オプションとして屈折率を追加できます。
[フィルター]ペインで[最小]テキスト ボックスに「1」、[最大]テキスト ボックスに「5」を入力します。
[検索]をクリックし、利用可能な材料を表示します。
材料を選択し、[詳細]をクリックして、[光学特性]タブを選択します。
屈折率や光弾性係数など、重要な特性がリスト表示されています。
[OK]をクリックして[熱可塑性樹脂]ダイアログ ボックスを閉じ、[キャンセル]を 2 回クリックし、選択した材料を変更せずに残りのダイアログ ボックスを閉じます。
選択されている材料を、Generic Shrinkage Characterised Material 社の Generic PP Easy Flow に換えます。
親トピック: 多数個取りの充填解析を設定する(チュートリアル)
前のトピック: 成形プロセスを選択する
次のトピック: ランナー システムの手動作成