方向転換を作成する

以下の手順では、クリップを 2 つに切断し、次にゴースト クリップ ベクトルを回転して Mia を走らせながら方向転換させます。

方向転換を作成するには:

    注: この手順は、前の手順を完了していることを前提としています。

    詳細は、「シーンを準備する」を参照してください。

  1. フレーム 11 に移動します。

    Mia の左足が地面に平らに配置されていることが分かります。

    フレーム 11 での Mia

  2. Viewer ウィンドウの Camera View Navigation ツールバー()で、Orbit ツールをドラッグ(、または[Ctrl] + [Shift]を押しながらドラッグするキーボード ショートカットを使用)して Mia の側面を確認します。
  3. Story ウィンドウの Character トラックで、Clip_Run_Loop.fbx クリップを選択します。

    Viewer ウィンドウでクリップのゴースト ベクトルが緑色でハイライト表示され、選択していることが示されます。

  4. Story ウィンドウのコントロールに移動します。
  5. Razor ボタン()をクリックします。

    Clip_Run_Loop.fbx クリップはフレーム 11 で 2 つに分割されます。

    オリジナルの Clip_Run_Loop.fbx クリップの後半が緑色でハイライト表示され、選択していることが示されます。

    Viewer ウィンドウには 2 つのゴースト クリップ ベクトルがあります。赤色のゴースト ベクトルは 1 番目のクリップのゴースト ベクトルで、緑色でハイライト表示されているベクトルは 2 番目のクリップのゴースト ベクトルです。

    2 つのゴースト クリップ ベクトルが表示されている Viewer ウィンドウ

    クリップ ベクトル ゴーストは、各クリップの最初と最後を表します。クリップ ベクトル ゴーストは操作することができます。

  6. Viewer ウィンドウで Display メニューをクリックします。
  7. X-Ray Display モードを選択します。
    ヒント: X-Ray Display モードに切り替えるには、Viewer ウィンドウ内をクリックし、X-Ray Display モードになるまで[Ctrl] + [A]キーを押し続けます。

    [Ctrl] + [A]を複数回押すと、Display モードが Normal モード、Models Only モード、X-Ray モード間で切り替わります。

    X-Ray モードでは、キャラクタのスケルトンを表示することができます。また、Character Track メニューで Character トラックの Ghost Visibility オプション()がオンの場合は、キャラクタのゴーストを表示することもできます。

  8. フレーム 0 に移動します。

    フレーム 0: Viewer ウィンドウに表示されたキャラクタのゴーストとクリップ ゴースト ベクトル

  9. Viewer ウィンドウのツールバーで、Rotate ツール()をクリックします(または Viewer ウィンドウをクリックしてから[R]キーを押します)。

    次の図のように、選択したクリップ ベクトル ゴーストの一端に回転リングが表示されます。

    2 番目のゴースト クリップ ベクトルの In ポイントにある回転リング

  10. Viewer ウィンドウの右下にある Global/Local Reference フィールドで、Y の Rotation 値を -70 に設定します。
    注: 緑色の(Y)回転リングをドラッグして、クリップ ベクトルを手動で回転することもできます。

    クリップ ベクトルが右に向かって少し回転します。

    ゴースト クリップ ベクトルが Y 軸で回転する

  11. (オプション) Mia の軌跡を見やすくするため、Viewer ウィンドウ内で Camera View Navigation ツールバー()のツールを使用します。

    Normal Display モードで異なる角度で表示されている、フレーム 11 での Mia

  12. Action タイムラインで、[J]キーを押しながらドラッグしてフレーム 8 から 16 までをゆっくりとジョグします。

    Mia は走らせながら方向転換しますが、フレーム 11 で Mia の足がわずかにジャンプしています。このジャンプを削除するには、クリップをブレンドする必要があります。