オーディオのしきい値を設定する

Voice デバイスに無音を認識させ登録するには、セリフを認識する最小サウンド レベルにしきい値スライダを設定する必要があります。これはまた、ライブ入力や録音済みオーディオ ファイルに影響を与えるバックグラウンド ノイズを除去するのにも役立ちます。

しきい値を設定するには:

  1. オーディオ ファイルを聴くか、ボイス入力に話させて、Voice デバイス設定のしきい値メータの動きを観察します。

    しきい値メータは、セリフがあるときはピーク値まで上がり、セリフが終わると低い値に戻ります。サウンドがない場合は 0 に設定されます。音素値がゼロのとき、モデルの口は閉じた状態になります。

  2. 無音期間中の最小のノイズ レベルを割り出して、しきい値メーターのそのレベルまでしきい値スライダをドラッグします。

    一般に、オーディオ入力における周囲のノイズ レベルが高いほど、しきい値レベルを高く設定する必要があります。ただし、しきい値スライダの設定が高すぎると、Voice デバイスは最も大きいセリフ以外はすべて無視します。

    A. しきい値メータ B. しきい値スライダ

  3. オーディオをもう一度再生して、しいき値スライダの位置によってどのような効果がキャラクタの動きに現れるかを確認します。必要に応じて、しきい値スライダの調節を続けます。