Optical Gap オプション

Optical Gap オプションでは、補間モードを設定したり、ギャップ キーフレームを挿入したり、補間を未加工のサンプル カーブに変更してキーフレームを手動で変更することができます。

Optical Gap オプションは、次の図に示すように、タイムライン インジケータがギャップ上に配置されると表示されます。

既定の Optical Gap オプションが表示されている Optical エディタ

Control Curve を選択すると、Insert Gap Key ボタンがアクティブになります。

次の表で、Optical エディタの上部に示される既定の Optical Gap オプションについて説明します。

既定の Optical Gap オプション 説明

Insert Gap Key

Insert Gap Key は、2 つのセグメント間のコントロール カーブにギャップ キーを追加します。

注: Insert Gap Key オプションは、Gap Interpolation が Control Curve モードに設定されている場合にのみ使用できます。

Paste From Marker

Paste From Marker Gap オプションは、特定のマーカーのデータをグローバル オフセットを使用する別のマーカーに貼り付けます。

ギャップ内で Paste From Marker を実行すると、補間を調整するためのハンドルが生成されます。

Swap With Marker

Swap With Marker Gap オプションは、現在選択されているマーカーのデータを別のマーカーにスワップします。

スワップの方法は、Optical Options Label ペインの Insert メニューの設定によって指定します。

Optical Gap オプションには、ギャップを右クリックしてアクセスすることもできます。

詳細は、「Optical Segment オプション」を参照してください。

Optical Gap 補間モード

一部の例では、データ セグメントではギャップを埋められない場合があります。たとえば、センサをキャプチャできないオクルージョンを扱う場合など。このような場合、適切な補間設定を使用して、2 つのセグメントを再結合します。

補間モードを選択するときは、データを既存のデータ上に貼り付けるのか、既存のデータを編集するのか、手動でデータを再構築するのかを判断してください。Optical Gap 補間モードについて、次の表で説明します。

Optical Gap 補間モード 説明

Auto-Rigid Body モード

Auto-Rigid Body は、リジッド ボディの他のマーカーのデータ情報を使用して、現在のマーカーの正確なデータを構築します。リジッド ボディ内のマーカーの数が多い程、データは正確になります。

Auto-Rigid Body 補間モードは、ギャップ内に多数のデータがある場合に使用します。

Auto-Constant モード

また、Auto-Constant は、ギャップの後のフレームで、ギャップの前のフレームと同じ値のキーを生成します。

このモードを使用して、リジッド ボディの情報を使用せずにギャップ内の FCurve を再補間するか、コントロール カーブのキーフレーミング用のギャップを作成します。

Auto-Linear モード

また、Auto-Lenear は、前後のセグメントのデータを、リニア カーブで結合します。

このモードを使用して、リジッド ボディの情報を使用せずにギャップを再補間するか、コントロール カーブのキーフレーミング用のギャップを作成します。

Auto-Bezier モード

Auto-Bezier は、編集可能なスプライン カーブで 2 つのセグメント間をスムーズに結合するので、ほとんどの問題を修正できます。

Auto-Bezier 補間モードを使用して、少量のデータを再構築するか、コントロールカーブのキーフレーミング用のギャップを作成します。

詳細は、「スワッピングを排除する」を参照してください。

Control Curve モード オプション

Control Curve Gap モードでは、キーフレームを挿入し、データを手動で再構築してギャップ内の FCurve を編集したり、既存のリジッド ボディの情報にキーフレームを設定することができます。

Control Curve モード オプションはキーフレームを挿入してギャップを編集する場合に使用します。

注: リジッド ボディの情報からの開始を希望する場合は、Auto-Rigid Body を選択して Control Curve に切り替えるか、K キーを押してギャップ キーを追加します。

リジッド ボディの情報からの開始を希望しない場合は、その他の補間オプション(Auto-ConstantAuto-LinearAuto-Bezier)の 1 つを選択して、Control Curve に切り替えます。Control Curve は前回選択した補間に対応します。

Sample Curve モード オプション

Sample Curve モード オプションは、FCurve を未加工のサンプル データに変換します。

Sample Curve モード オプションは、キーフレームを個別に編集するために使用します。
注: すべてのキーフレームを表示するには、カーブ上でズーム インします。