テクスチャを回転させる

テクスチャの Translation 値と Rotation 値はアニメートできます。

モデル上でテクスチャを回転させて調整するには、以下の手順に従います。

テクスチャを回転させるには:

  1. テクスチャを適用して、Viewer ウィンドウのモデル上に表示します。

    テクスチャのタイプを選択するおよびマテリアルにテクスチャを追加するを参照してください。

  2. テクスチャとモデルに最適なマッピング手法を選択します。

    詳細は、「マッピング手法を選択する」を参照してください。

  3. Scene Browser で Textures フォルダを展開し、タイリングするテクスチャをダブルクリックします。

    Navigator ウィンドウと Properties ウィンドウにテクスチャ設定が表示されます。

  4. テクスチャをタイリングする前あるいはタイリングする際に、モデル上でのテクスチャの位置を調整しておくと便利です。その場合は、U および V 方向の Translation の値を使用します。

    Translation の値を使用すると、テクスチャの UV の始点を設定できます。Translation の値を変更しても、テクスチャが移動するだけで、タイリングはされません。

  5. Rotation の値を使用して、オブジェクト上のテクスチャを調整、アニメートします。

    使用するフィールドは、テクスチャが 2D か 3D かによって異なります。2D テクスチャの場合は、Z フィールドの値のみを変更します。この値は回転角度です。たとえば値を 180 に設定すると、テクスチャは 180 度回転します。3D テクスチャの場合は、Texture Settings の 3 つすべての Rotation フィールドを使用してテクスチャを調整します。

    テクスチャは、ピボット ポイントを基準にして回転します。既定では、テクスチャの回転ピボット ポイントはテクスチャのいずれかのコーナーになります。

  6. テクスチャを別のポイント(たとえば、テクスチャの中心など)を基準にして回転させたい場合は、Properties ウィンドウの Rotation Pivot Offset プロパティを使用してテクスチャの回転ピボットを変更できます。

    Rotation Pivot Offset の U と V には、0 ~ 1.00 の値を指定できます。Rotation Pivot Offset.u プロパティの値を変更すると、テクスチャの幅方向にピボットが移動します。Rotation Pivot Offset.v プロパティの値を変更すると、ピボットはテクスチャの高さ方向に移動します。たとえば、U と V 両方のプロパティの値を 0.50 に設定すると、テクスチャの中心に回転ピボットが配置されます。

    テクスチャの U と V の値の範囲は 0 ~ 1 です。

    たとえば、テクスチャの中心を基準にして回転させるには、U と V 両方のプロパティの値を 0.50 に設定してテクスチャの中心に回転ピボットを配置します。

    注: UV Swap オプションを使用してテクスチャの UV マップ座標の向きを変更することもできます。