SpaceBall での記録に関する制限事項

SpaceBall からのデータは、デバイスまたはマニピュレータとして記録できます。ここでは、これらの方法でどのようにデータが記録されるかについて、概要を説明します。

デバイスとしてのデータの記録

デバイスとして SpaceBall を使用する場合、データは次のコネクタでのみ記録されます。

コネクタ 機能
ButtonX (Bool) ボタンの状態(0 は上、1 は下)
Device Rotation Offset (Vector) SpaceBall が提供する回転オフセット。
Device Translation Offset (Vector) SpaceBall が提供する回転オフセット。
Device Total Lcl Rotation (Vector) 直前のリセット以降、すべての回転オフセットによって計算された回転の合計値。
Device Total Lcl Translation (Vector) 直前のリセット以降、すべての移動オフセットによって計算された移動の合計値。
注: SpaceBall のボタン 3 を押すと合計値をリセットすることができます。MotionBuilder で表示されるボタン番号は、SpaceWare 設定ユーザ インタフェースの「Function」番号に対応しています。

マニピュレータとしてのデータの記録

マニピュレータとして SpaceBall を使用する場合、データは次のコネクタでも記録されます。

コネクタ 機能
Manipulator Camera Rotation (Vector) 操作カメラに適用された回転ベクトル。
Manipulator Camera Translation (Vector) 操作カメラに適用された移動ベクトル。
Manipulator Camera Lcl Rotation (Vector) 操作カメラに適用されたローカル回転ベクトル。
Manipulator Camera Lcl Translation (Vector) 操作カメラに適用されたローカル移動ベクトル。
Manipulator Camera Roll (Number) 操作カメラに適用されたロール値。
Manipulator Interest Translation (Vector) 操作カメラの注目点に適用された移動ベクトル。
Manipulator Interest Lcl Translation (Vector) 操作カメラの注目点に適用されたローカル移動ベクトル。
Manipulator Model Rotation (Vector) 操作モデルに適用された回転ベクトル。
Manipulator Model Translation (Vector) 操作モデルに適用された移動ベクトル。
Manipulator Model Lcl Rotation (Vector) 操作モデルに適用されたローカル回転ベクトル。
Manipulator Model Lcl Translation (Vector) 操作モデルに適用されたローカル移動ベクトル。