Rotation (R)

Rotation オプションを使用すると、ポーズをペーストして、選択したオブジェクトの回転にマッチさせることができます。

たとえば、下の図では、Rotation オプションがオンで、キャラクタのヒップエフェクタが選択されています。ペーストされるポーズは、ヒップが斜めになっていて、正面を向いていません。これに対して、ポーズ A のペースト先のキャラクタのポーズは、ヒップが正の Z 軸すなわち正面を向いています。

Rotation (R) オプションがオンのときペースト A. ペーストされるポーズにおいて、選択されたヒップ エフェクタがカメラからのアングルを向いている、B. ポーズがペーストされるキャラクタはカメラの正面を向いている、C. ポーズがペーストされ、キャラクタはポーズ A を前提とするが、カメラの方面を向いた元の向きを維持

ポーズ A が B のキャラクタにペーストされると、その結果のポーズ(C)の向きは、B のヒップ エフェクタの回転に基づいて決まります。キャラクタはポーズ A を前提としますが、ポーズ B のヒップの回転と移動を保持するため、正面を向いたままになります。

Mirror オプションも同時にオンの場合、ポーズをマッチさせる選択したエフェクタ上に、ミラーペーストされるポーズがこのエフェクタの回転によって決まることを指示する赤いインジケータが表示されます。この赤いインジケータを非表示にするには、Mirror Visibility オプションをオフにします。

注: Rotaion がオンのとき、特定の Mirror Plane を設定できません。ペースト時に、キャラクタの方向を変更する場合は、Rotation (R)オプションを無効にしてから、Mirror および Mirror Plane オプションを使用します。