Floor Contacts キャラクタ プロパティ グループの Feet Floor Contact Setup プロパティでは、どのように両足がフロア(床面)に接触するかを調整することができます。
Feet Floor Contact オプションは、Hands Floor Contact グループのオプションと似ています。
足を修正しますが、足の指の根元は操作することができません。このオプションは、キャラクタを作成するとき、それぞれの足指の根元を手動で操作、アニメートできるように、既定では無効にされています。
Automatic Toe Base がオンのとき、足指の根元をアニメートすることはできませんが、フロア コンタクトによって指定された位置をキーフレームに設定することはできます。
それぞれの足の指の根元によるソルバを最大限に利用するには、モデルのスケルトンを作成するとき、足指の根元をそれぞれの足指のペアレントとして設定することを推奨します。足の親指には、Extra toe を使用します。
Feet Floor Pivot を使用して、フロアと接触するときのそれぞれの足の回転軸を選択します。次の表で、3 つの Feet Floor Pivot オプションについて説明します。
オプション | 動作 |
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Auto | 既定のオプションで、足首と足指の優先順位を等しくします。足がフロアと接触した場合、足首は後方に移動させられ、足指は前に押されます。 |
Ankle | 足首に優先順位を与え、回転軸ポイントとして足首を使用します。足指がフロアと接触した場合、フロア定数に対する足首の軌跡を保つために足指は前に移動させられます。 |
Toes | 足指に優先順位を与え、足指を回転軸ポイントとして定義します。足指がフロアと接触した場合、足指をフロアにしっかり置くために足首は後方に移動させられます。 |
Feet Contact Type では、キャラクタの両足とのフロア コンタクトを定義するために使用するマーカーの数と方向を定義します。次の表で、足とフロアとの接触の 4 つのタイプについて説明します。
オプション | 動作 |
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Normal | 6 個のマーカーがそれぞれの足のフロア コンタクトを定義します。中間のマーカーが足のボール、すなわち足指の始まる位置を定義します。 |
Ankle | 4 個の点がそれぞれの足のフロア コンタクトを定義します。足マーカーは、それぞれの足の周囲に表示されます。 |
ToeBase | 4 個の点がそれぞれの足のフロア コンタクトを定義します。足のフロア コンタクト マーカーは、それぞれの足の足指の周囲に表示されます。 |
Hoof | 4 個の点がそれぞれの足のフロア コンタクトを定義しますが、その点は 90°の角度を向いているため、馬などの蹄を持った動物タイプに対する接触を定義します。これらのコンタクト マーカーは 180°の移動ができます。 |
足のいずれかの部分がフロアと接触したとたんに、足がどの程度こわばるのかを定義できます。
足の輪郭を示すコンタクト マーカーの大きさを変更します。コンタクト マーカーの中央は、フロア コンタクトで使用するポイントです。Feet Contacts Size を大きくすることは、フロア コンタクト マーカをより大きくするだけで、足がフロアと接触したときの動きには影響を与えません。両手と両足のコンタクト マーカを表示させるにはCharacter Controls ウィンドウから > Show/Hide > Floor Contact を選択します。
Feet Contacts Position プロパティ
それぞれの Feet Contacts Position 設定は、足のコンタクト領域の異なる側面を定義します。次の表に、これらの設定を説明します。
設定 | 説明 |
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Foot Height | モデルの足の一番低い位置を定義します。すべてのマーカーがモデルの足の一番低い位置にくるまで、この設定を調整します。 |
Foot Back | モデルの足の後部の端を定義します。後部マーカーがかかとの後ろにくるまで、この設定を調整します。 |
Foot Middle | 足の中央の位置すなわち足のボールを定義します。中央マーカーが足の湾曲する位置にくるまで、この設定を調整します。 |
Foot Front | モデルの足の前部分を定義します。マーカーが足の最前部にくるまで、この設定を調整します。 |
Foot In Side | モデルの足の内側を定義します。マーカーが足の内側にくるまで、この設定を調整します。 |
Foot Out Side | モデルの足の外側を定義します。マーカーが足の外側にくるまで、この設定を調整します。 |