外観アセットのパラメータ

外観アセットでは、マテリアルを表現するための色およびその他の視覚的な品質を指定します。

イメージまたはビュー内のマテリアルのレンダリング方法を定義するには、外観アセットを使用します。手順については、「アセットを編集する」を参照してください。

色またはイメージ

不透明のマテリアルの場合、このプロパティはベースの色を指定し、シーンに反射する拡散光の量(拡散反射率)を定義します。

透明なマテリアルの場合、このプロパティは光の吸収距離プロパティで定義された距離で、マテリアルを透過する光の色を指定します。暗い色は、明るい色よりも不透明なマテリアルが作成されます。

メタルの場合、このプロパティは、金属のサーフェスの色とそのハイライトを指定します。これは、垂直方向で反射される光の量にも対応します。

ドロップダウン メニューから、次のいずれかを実行します。

吸収距離

透過色が到達する距離です。

たとえば、入射光の 50% を通す 4 mm のガラス板では、[吸収距離]を 4 mm に、色を 50% グレーに設定する必要があります。

屈折のインデックス

光がマテリアルに入るときの曲げの度合いです。

サンプル値:

反射率

サーフェスを垂直になるように見たときに、鏡のような方式(鏡面反射率)でサーフェスから反射される光の量です。

マテリアルは、グレージング角度から見たときに常に高い鏡面反射率を示します(フラネル効果)。

粗度

微細な不整のサイズを指定した、マテリアルのサーフェス仕上げです。

粗度がゼロに定義されている場合、サーフェス全体が完全な鏡になります。値を大きくするほど、より拡散した(粗い)外観と大きなハイライトになる傾向があります。

ブラシ仕上げを実現するには、異方性と一緒に粗度を使用します。