プロジェクト モデルの小さなセクションで作業するには、ワークセットを使用します。
ワークセットを使用すると、すべてのプロジェクト ビューでプロジェクトの一部を選択的に開いたり閉じたりできるため、データの分離、最適なワークフローの実現、効率的なデータ管理を行う上で、ワークセットは非常に重要です。こういったレベルのコントロールは、特定のワークフローで、ビューに依存する機能([ビュー フィルタ]や[表示/グラフィックス]など)を使用する場合に便利です。
もっとも、通常の状況では、ワークセット全体をチェック アウトするのではなく要素の借用機能を使用することが、ベスト プラクティスとして推奨されます。それでも、後述する特定の状況では、ワークセットのチェック アウト機能が依然として有効です。
建物の通芯またはリンク ファイルなどの特定のモデル要素を、意図しない変更から保護する必要がある場合、ワークセットのチェック アウトを実行するのも有効な手段です。その場合、要素が誤って編集されたり移動されたりすることがないように、BIM 管理者やチーム リーダーが、対象の要素を含むワークセットをチェック アウトすることがあります。