ODBC に書き出す

モデル コンポーネント データは ODBC (Open Database Connectivity)データベースに書き出すことができます。

書き出したデータには、プロジェクト内の 1 つまたは複数の要素カテゴリに割り当てられたプロジェクト パラメータを含めることができます。各要素のカテゴリに対して、Revit はモデル タイプのデータベース テーブルとモデル インスタンスのデータベース テーブルを書き出します。

ODBC 書き出しでは、メートル法の単位だけが使用されます。プロジェクトがインチ/フィート単位を使用している場合、Revit はすべての計測値をメートル単位に変換後、 ODBC に書き出します。書き出されたデータベースのデータを使用する場合は、計測値はメートル単位である点に注意してください。必要ならば、データベース関数を使用して、計測値をインチ/フィート単位に変換し直します。

ODBC を使うと、Revit は以下の要素のテーブルを作成します。

ODBC 書き出しでは、メイン キーと参照値を使用して、データベース内のテーブル間の特定の関係が作成されます。「データベース内のテーブルの関係について」を参照してください。

Revit では、同じデータベースに複数回書き出すことができます。空のデータベースに書き出すと、Revit は新しいテーブルを作成します。プロジェクトを既存のデータベースに書き出すと、Revit はテーブル情報をそのプロジェクトに合わせて更新します。これによってユーザはデータベースのカスタマイズができ、プロジェクトの変更に応じてデータを再度書き出すことができます。

重要: 複数の異なるプロジェクトを同じデータベースに書き出すことはできません。各プロジェクトにユニークなデータベースを使用してください。