光源の初期強度を定義するときには、これらのパラメータを指定します。
パラメータ | 説明 |
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ワット数 | 光源が消費する電力の計測値。 ヒント: [ワット数]を調整するときには、[発光効率]も考慮してください。[ワット数]のみ変更すると、光源が意図しない明るさになる場合があります。明度は、ワット数(W) x 発光効率(W/lm)として設定されます。100 W タングステン白熱灯(110 V)の発光効率は 175 であり、32 W 蛍光灯(T8)では 60 です。
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発光効率 | 光源によって生成される照明(ルーメン単位で計測される光束)の量の、生成のために消費されるエネルギー(ワット単位で計測)の量に対する比率。 |
光束 | サーフェスを到達場所、出発場所、または通過場所とする単位時間あたりの照明エネルギーの量。光束の単位は、国際単位系(SI)および米国単位系(AS)の両方において、ルーメン(lm)です。照明がスペースを通過する粒子(フォトン)であると考えると、サーフェスに到達する光線の光束は、1 秒間にサーフェスに当たる粒子の数に比例します。 ヒント: 一般的に、[光束]を設定すると、[ワット数]と[発光効率]によるよりもレンダリング イメージ内の照明がより正確になります。
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光度 | 特定の方向で点光源から放射される単位時間あたりの照明エネルギー。光度は、光源の方向分布を表すのに、つまり、光源の光度が発光方向の関数にどのように比例するかを指定するために使用されます。光度の単位はカンデラ(cd)です。 |
照度 | 単位面積のサーフェスへの光束の投射。照度によって、サーフェスに当たるエネルギーの量が計測されます。この量は、計測値がサーフェス自体のサイズに依存することなく、サーフェスへの照明投射のレベルを記述するのに役立ちます。照度の国際単位系(SI)はルクス(lx)です。照度の米国単位系(AS)はフートキャンドル(fc)で、平方フィートあたり 1 ルーメンに相当します。 |
距離 | 照度は、光源からの距離の関数です。照度を計測する距離を指定します。 |