ファミリ エディタで照明器具を定義するときや、建物モデルで照明器具を修正するときには、照明器具およびその光源についてのパラメータを変更することができます。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| 電気 - 照明 | |
| 照明率を計算(既定) | 既定で照明器具の[照明率]が計算されることを示すために使用される値です。この既定動作をプロジェクト内で変更するには、インスタンスのプロパティを変更します。 |
| 照明率(既定) | 光エネルギーを特定のエリア内の作業面に伝搬するときの照明器具の効率を設定するために使用される値です。この値は、照明が伝搬するときの器具の効率、部屋のプロポーション、および照明を反射できる部屋サーフェスを原因として照明が失われた後で作業面に到達するルーメンのパーセンテージを示します。
[照明率を計算(既定)]をオンにすると、このパラメータは読み取り専用になります。[照明率を計算(既定)]をオフにする場合には、0～1の値を入力するか式を入力します。 このパラメータはファミリ内で、照明器具の既定値を設定します。プロジェクト内で、インスタンスのプロパティにある既定を変更できます。 |
| 電気負荷 | |
| 皮相負荷 | 器具で使用される実電力と無効電力を設定するために使用される値です。[皮相負荷]を決定するには、皮相電流に電圧を乗算します。このパラメータは、ボルト アンペア(VA)で計測されます。 |
| 寸法: これらのパラメータは、レンダリング イメージに影響しません。 | |
| 光源シンボル サイズ | 2D ビューおよび 3D ビューでの光源を表す記号のサイズであり、[形状に応じて放射]の境界から外側に向かいます。たとえば、[形状に応じて放射]が[円]であり、[円の直径に沿って放射]が[500 mm]である光源を設定するとします。Revit の 2D ビューで[光源シンボル サイズ]を[200 mm]に指定すると、直径が 900 mm(200+500+200)の光源シンボルが表示されます。このパラメータは、[形状に応じて放射]設定が[円]または[長方形]であると使用できます。(「光源のジオメトリを設定する」を参照してください)。
このパラメータは、レンダリング イメージ内の照明に影響しません。 |
| 光源シンボルの長さ | 2D ビューおよび 3D ビューでのスポットライトを表す記号の長さであり、スポットライトから外側に向かいます。このパラメータは、[光の拡散]設定が[スポット]であると使用できます。
このパラメータは、レンダリング イメージ内の照明に影響しません。  光源シンボルの長さが異なるスポットライト(平面図ビュー) |
| 識別情報 | |
| キーノート | 照明器具のキーノート。文字を入力します。また、 をクリックすると、標準のキーノートを選択できます。
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| モデル | 製造元またはベンダーが照明器具に割り当てるモデル番号またはコード。 |
| 製造元 | 照明器具の製造元の名前。 |
| タイプの説明 | 照明器具ファミリのこのファミリ タイプに関するユーザ設定のコメントやその他の情報。 |
| URL | 製造元またはベンダーの Web サイトの URL。 |
| 説明 | 照明器具の説明。 |
| アセンブリ コード | 照明器具の Uniformat アセンブリ コード。
「Uniformat アセンブリ コード」を参照してください。 |
| 価格 | 照明器具の価格。 |
| 電気: これらのパラメータは、レンダリング イメージに影響しません。 | |
| 安定電圧 | 安定器の操作に必要な電圧。安定器とは、ランプ作動を維持するために開始電圧を提供して電流を制限する電気設備機器です。 |
| 安定器極数 | 回路のリード線の数。1、2、または 3 を入力します。 |
| ランプ | 照明器具で使用される電球の数とタイプ。(この情報は、集計表に利用できます。) |
| ワット数のコメント | 照明器具ファミリのワット数に関するユーザ設定の情報。 |
| フォトメトリック: 次のパラメータは、レンダリング イメージに影響します。光源の製造元からパラメータ値を得ることができる場合があります。製造元の Web サイトを確認します。 | |
| フォトメトリック Web ファイル | 光源から放射される照明を設定する IES ファイル。このパラメータは、[光の拡散]設定が[フォトメトリック ウェブ]であると使用できます。
ファイルを指定するには、[値]列をクリックして 注: Revit では、IES ファイルとのリンクが維持されません。ディスク上で IES ファイルを変更または更新する場合には、ファイルの新しいバージョンにナビゲートすることで、このパラメータを更新する必要もあります。
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| スポット方向角度 | 照明を方向付けるために光源を傾ける角度。0 から 160 の値を入力してください。このパラメータは、[光の拡散]設定が[スポット]または[フォトメトリック ウェブ]であると使用できます。 |
| スポット フィールド角度 | 照明強度がピーク強度の 10% に低減する角度。0 から 160 の値を入力してください。このパラメータは、[光の拡散]設定が[スポット]であると使用できます。 |
| スポット ビーム角度 | 照明強度がピーク強度の 50% に低減する角度。このパラメータは、[光の拡散]設定が[スポット]であると使用できます。 |
| 光損失係数（保守率） | ダストや周囲温度などの環境的な要因によって失われる(または増える)照明量の計算に使用される値。[光損失係数(保守率)]ダイアログを開くには、[値]フィールドをクリックします。 |
| 初期強度 | 環境的な要因によって照明の質が低下または変化する前での、照明の明るさ。[初期強度]ダイアログを開くには、[値]フィールドをクリックします。 |
| 初期の色 | カラー フィルタや環境的要因によって影響を受ける前の、光源の色。[初期の色]ダイアログを開くには、[値]フィールドをクリックします。 |
| 円の直径に沿って放射 | レンダリング イメージ内で照明を放射する光源の直径。このパラメータは、[形状に応じて放射]設定が[円]であると使用できます。 |
| 長方形の幅に沿って放射 | レンダリング イメージ内で光源を表現する長方形の幅。このパラメータは、[形状に応じて放射]設定が[長方形]であると使用できます。 |
| 長方形の長さに沿って放射 | レンダリング イメージ内で光源を表現する長方形の長さ。このパラメータは、[形状に応じて放射]設定が[長方形]であると使用できます。 |
| 線分の長さに沿って放射 | レンダリング イメージ内で光源を表現する線分の長さ。このパラメータは、[形状に応じて放射]設定が[線分]であると使用できます。 |
| レンダリング時に放射形状を表示 | このオプションをオンにすることで、(3D ビューの)カメラが光源に直接向けられたときに、照明の形状を自己発光サーフェス(グロー)として表示することを指定します。このパラメータは、[形状に応じて放射]設定が[長方形]または[円]であると使用できます。
ヒント: [形状に応じて放射]設定が[点]または[線分]である場合には、レンダリング イメージ内の光源に自己発光サーフェスが表示されません。レンダリング イメージ内の光源を表示するには、代わりに薄い長方形または小さな円の形状を使用します。
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| 調光ランプの色温度変化 | 設定済み曲線に基づいて調光光源の色と強度を変化させるかどうかを指定します。たとえば、白熱灯照明は通常、調光すると黄色が強くなります。[白熱ランプの曲面]を選択するか、何も選択しません。
このパラメータの効果を確認するには、建物モデル内の照明を調光する必要があります。「照明を調光する」を参照してください。 |
| カラー フィルタ | 光源から放射される照明をの変更に使用する色。[値]列をクリックします。[色]ダイアログで、希望の色を選択し、[OK]をクリックします。 |