解析の自動化ツールを使用して、物理要素から構造解析モデルを生成したり、解析モデル要素から物理モデル要素を生成します。
解析の自動化とは
解析の自動化ツールは、Dynamo グラフを使用して次のいずれかを生成します。
- 物理モデルから構造解析モデルを生成。
- 構造解析モデルから物理モデルを生成。
目的のワークフローに応じて、ワークフローを開始したり、他のワークフローを簡単に作成することができます。物理コンポーネントと解析コンポーネントは、相互に関連付けることができます。一方を変更すると、自動化ツールが再度実行され、関連する要素に変更が加えられます。別の方法として、モデルを互いに独立させる方法があります。このワークフロー オプションにより、構造解析モデルで作業する際に柔軟性を最大限に活用できます。
この機能の利点
Revit 2023 から、構造解析モデルは物理モデルから独立しています。以前は、解析モデルと物理モデルが関連づけられていました。モデルの作成に使用する要素には、表現、物理、解析の 3 つ が含まれていました。モデルを独立させることで、モデリング ワークフローがより柔軟になります。ユーザはそれぞれの固有のニーズに合わせて、物理モデルと解析モデルを自由にモデリングできます。解析の自動化は、一方のモデルを他方からほぼ自動的に開発するプロセスを構築します。
ツールのある場所
解析の自動化は、Dynamo プレーヤのカスタマイズされたバージョンです。[解析]タブ

[構造解析モデル]パネル

(解析の自動化)からツールにアクセスします。ダイアログで、開始するモデルのタイプに基づいてオプションを選択します。
- 建物の解析要素から物理要素
- 建物の物理要素から解析要素
グラフの入力を選択し、ツールを実行します。入力に使用される値の詳細については、「解析要素から物理要素の自動化」および「物理要素から解析の自動化」を参照してください。
ワークフローの概要については、ビデオをご覧ください。