グローバル パラメータを使用して、モデル内ファミリ間のパラメトリック関係をコントロールします。

グローバル パラメータは、モデル内で作成されるパラメータです。グローバル パラメータには特定のカテゴリがなく、複数のファミリに割り当てることができます。グローバル パラメータは、モデル内のパラメトリック関係の設定に使用できる単純な値を保持します。グローバル パラメータは複数のファミリとタイプに割り当てることができるため、一度に多数の要素をコントロールするために使用できます。
グローバル パラメータは、ユーザの想像力次第で無限の利用法があります。さまざまな状況で試してみるうちに、使用できるさまざまな方法が見つかるでしょう。これらの例について詳しく説明します。
グローバル パラメータの使用には 2 つの段階があり、最初にプロジェクト内にパラメータを作成し、次にグローバル パラメータを要素に割り当てます。
[管理]タブ
[設定]パネル
(グローバル パラメータ)をクリックします。
ダイアログ ボックスで、プロジェクトで使用するグローバル パラメータを作成します。このダイアログ ボックスには、プロジェクトで使用できるパラメータのリストが含まれています。このダイアログ ボックスは、グローバル パラメータの値を変更するためにも使用されます。グローバル パラメータの作成の詳細については、「グローバル パラメータを作成する」を参照してください。
グローバル パラメータは 2 つの方法でプロジェクトに適用されます。寸法文字列のラベルとして使用する方法と、インスタンスまたはタイプ パラメータとしてファミリに割り当てる方法です。
寸法値で使用する場合は、寸法文字列にラベルを割り当てます。寸法にラベルを付けると、グローバル パラメータが値をコントロールします。詳細については、「グローバル パラメータを使用して寸法にラベルを付ける」を参照してください。

詳細については、「グローバル パラメータを割り当てる」を参照してください。
次のビデオをご覧いただき、グローバル パラメータを作成および適用する方法を確認してください。
多くの建物は構造グリッドを使用して設計されます。設計の初期段階では、使用するグリッド間隔が不明の場合があります。この場合、グローバル パラメータをグリッドの寸法に適用できます。グローバル パラメータを使用して、1 つのコントロールからグリッド間隔を調整します。

(パラメータを作成)をクリックします。



同じ手法を使用してグローバル パラメータを寸法に適用するのは、床と床の間の高さを設定する、ドア オフセットの寸法を保持する、器具に特定の間隔を定義するなど、プロジェクト内の寸法をパラメータでコントロールするように設定することで迅速に編集できる条件がある場合です。

まず、各収納家具ファミリに割り当てるグローバル パラメータを作成します。
[設定]パネル
(グローバル パラメータ)をクリックします。
(新しいグローバル パラメータ)をクリックします。
グローバル パラメータをグループに割り当てます。グループの割り当ては、[グローバル パラメータ]ダイアログで、グローバル パラメータを調整するために使用されます。
マテリアルのグローバル パラメータを作成したら、キッチンのレイアウトで使用するキャビネット ファミリのマテリアル パラメータの値に割り当てます。
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[グローバル パラメータを関連付け]ダイアログが開きます。
専門分野とパラメータ タイプの両方が一致し、レポートを行わないグローバル パラメータを選択することができます。
グローバル パラメータをファミリに割り当てると、[グローバル パラメータ]ダイアログで、ファミリのマテリアルの割り当てをコントロールできるようになりました。
[設定]パネル
(グローバル パラメータ)をクリックします。別のマテリアルを選択すると、キッチンの収納家具に適用されます。各ファミリで個別にタイプ パラメータを修正する必要がなくなりました。

プロジェクトでグローバル パラメータを使用するようになると、多くの用途が見つかります。グローバル パラメータを試したことがない場合は、お試しいただき、このトピックにコメントを残してご意見をお寄せください。