アドオンはオートデスク ソフトウェアの追加機能を提供するソフトウェア プログラムです。
一部のアドオンはオートデスクのサブスクリプションメンバーにのみ提供されます。そのほかに、無料で提供されたり、サードパーティ ベンダーから購入できるアドオンもあります。
Revit の配置を作成するときに、配置の一部にアドオンを含めて、Revit ソフトウェアとともに対象コンピュータにインストールできます。
注: Revit LT では、アドオンや配置の使用はサポートされていません。
コマンド ライン オプションを使用してアドオンのインストール方法をコントロールできます。これは、自動化用のスクリプトを作成する際に有用です。使用可能なオプションは、アドオンのインストールに使用した方法によって異なります。
Autodesk Account ページからアドオンをインストールするには
- manage.autodesk.com に移動します。
- 必要に応じて、Autodesk Account にサインインします。
- 左ペインで、[製品とサービス]の[すべての製品とサービス]をクリックします。
- 製品リストで、目的の Revit 用アドオンを見つけ、[ダウンロード]をクリックします。
注: 目的のアドオンがリストに表示されない場合は、既にダウンロードされているか、アカウントにアドオンへのアクセス権がない可能性があります。支援が必要な場合は、
サポート窓口にお問い合わせください。
- ダウンロードが完了した後、そのファイルをクリックまたはダブルクリックして、インストール プロセスを開始します。
- 表示されるメッセージに従います。
Revit を起動すると、[管理]タブと[修正]タブの間に[アドオン]タブが表示されます。
アドオンのインストールで問題が発生した場合は、Revit ユーザ フォーラムにアクセスしてください。
MSI ファイルでアドオンをインストールする
アドオンにインストール用の MSI ファイルがある場合は、Microsoft® Windows® 実行可能プログラムである Windows インストーラ(Msiexec.exe)を使用してパッケージを解釈し、プログラムをインストールします。次のアドオンには、インストール用の MSI ファイルがあります。
Windows インストーラに関する詳細については、「Windows デベロッパー センター」を参照してください。
- コマンドライン オプションの一覧は、"command-line options" で検索してください。
- プロパティの一覧は、"property reference" で検索してください。
例 1: 対象コンピュータのすべてのユーザに対してアドオンをインストールする場合は、ALLUSERS=1 のプロパティを使用します。
msiexec /i aRevitAddIn.msi ALLUSERS=1
例 2: 対象コンピュータの現在のユーザに対してアドオンをインストールする場合は、ALLUSERS="" のプロパティを使用します。
msiexec /i aRevitAddIn.msi ALLUSERS=""
EXE ファイルでアドオンをインストールする
オートデスクから提供されている一部のアドオンではオートデスクのインストール フレームワークが採用されています。このフレームワークでは Windows インストーラが使用されます。次のアドオンは、インストールに Setup.exe ファイルを使用します。
オートデスクが提供しているこれらのアドオンでは、Revit をコマンド ラインからインストールする際に使用可能なオプションを利用できます。「Revit インストール コマンドラインのオプションとパラメータ」を参照してください。
例 1: 次のコマンドでは、コマンドラインを使用して、製品をサイレント モードでインストールします。
setup /t /q /c Prod1:INSTALLDIR="C:\Prod1\" Prod2:INSTALLDIR="C:\prod2\" setup.ini
例 2: 次のコマンドでは、コマンドラインを使用して、製品をサイレント モードでアンインストールします。
c:\Program Files\Autodesk\Prod2\Setup\Setup.exe /q /p {901C5280-ABCD-ABCD-ABCD-ABCDEF123ABD} /r Prod2 /language en-US