梁を使用した傾斜柱ジオメトリの位置合わせ

傾斜柱ジオメトリが梁にアタッチされている場合は、その作業ポイントを調整します。[上部ジオメトリ位置合わせ]プロパティまたは[下部ジオメトリ位置合わせ]プロパティを変更すると、作業ポイントにより柱ジオメトリの中心線が垂直にオフセットされます。

ジオメトリの位置合わせでは、(梁の)配置基準、梁上部、梁下部、または梁の中心を指定できます。これらの値を変更して、次の図に示すように配置基準線に対する傾斜柱ジオメトリの位置を移動します。

梁が柱に中央結合する場合、梁の高さが優先されます。傾斜柱が移動される場合、結合位置は梁の高さを維持するように調整されます。

次の図では、青色の線が柱と梁の配置基準線を表しています。オレンジ色の線は、ジオメトリの中心線を表しています。緑色の矢印は、新しい中心線の位置合わせを決定する垂直オフセットを示しています。

ジオメトリ位置合わせインスタンス プロパティのオプション
	配置基準	梁の上端	梁の下端	梁の中心部
上部ジオメトリ位置合わせ	Z 位置合わせにより、表示された梁がオフセット		既定値
下部ジオメトリ位置合わせ	Z 位置合わせにより、表示された梁がオフセット	既定値

柱が梁の端部と結合するときは、梁結合/柱結合エディタで梁のカットバックを調整し、柱に組み込むことができます。