フェーズ ステータスは、ビューにおけるモデル要素の視覚的な表現をコントロールします。
このビデオは、次のことを示します。
フェーズ作成ツールは、要素の表示をコントロールして、要素がプロジェクトのタイムラインとどう関係しているのかを示します。プロジェクトでフェーズ作成を使用すると、モデル内の要素は、プロジェクトのタイムラインと関係しているステータスを取ります。要素のステータスは、要素の視覚的な表現をコントロールします。
プロジェクト内の要素はすべて、[既設]、[解体]、[新設]、[仮設]の 4 つのステータスの候補のうちいずれか 1 つを取ります。要素に割り当てられるステータスは 2 つの要因に依存します。1 つはビューの[フェーズ]パラメータで、もう 1 つは要素の[構築フェーズ]/[解体フェーズ]パラメータです。
[構築フェーズ]はプロパティ パレットで、プロジェクトで定義されているすべてのフェーズのリストから選択できます。また、要素をプロジェクトに配置するときにも、[構築フェーズ]パラメータを間接的に設定することができます。その方法は次のとおりです。要素を配置するときにアクティブとなっているビューの[フェーズ]パラメータが自動的に要素に割り当てられます。たとえば、[フェーズ]が[既設]に設定されているビューで壁を配置すると、そのオブジェクトの[構築フェーズ]パラメータが[既設]に設定されます。同様に、ビューのフェーズを[フェーズ 1]に設定すると、ビューに配置するすべてのオブジェクトの[構築フェーズ]パラメータが[フェーズ 1]に設定されます。
同じ原理は要素で[解体]ツールを使用する場合にも適用されます。つまり、ビューの[フェーズ]パラメータがオブジェクトの[解体フェーズ]パラメータに割り当てられます。
まとめると、要素のステータスは、ビューの[フェーズ]パラメータと[構築フェーズ]/[解体フェーズ]パラメータの両方によって決まります。
さて、これら 2 つの要因がどのように組み合わされて 4 つのステータスの候補が作成されるのかを見てみましょう。
[構築フェーズ]がタイムラインの将来の[フェーズ]用になっている場合は、要素にはステータスが割り当てられず、要素は表示されません。
各要素のステータスを、ビューの[フェーズ フィルタ]設定と一緒に使用して、プロジェクトのすべてのビューにわたって要素の視覚的な表現をコントロールします。