ビューに対するアンダーレイを作成して、モデルの他の平面図ビューからジオメトリを参照します。
このビデオでは、次の操作について説明します。
コーディネーションや施工のさまざまなレベルにおいてコンポーネントの関連を理解する必要がある場合、アンダーレイが役立ちます。たとえば、アンダーレイを使用すると、建築モデル内で家具の上に照明器具を容易に配置することができます。
アンダーレイを設定することにより、Revit では現在の平面図ビューの下に、ビューの切断面でモデルの他のレベルを表示することができます。アンダーレイは現在のレベルの上または下で表示できます。アンダーレイはハーフトーンで表示され、隠線処理ビューで見ることができます。アンダーレイを設定するには、プロパティ パレットの[アンダーレイ]グループにあるこれら 3 つのパラメータを使用します。
この例では、キッチンの収納家具をアンダーレイとして設定し、照明器具をその上部に容易に配置できるようにします。[範囲: 下部レベル]に、収納設備があるレベル、つまり[Level 1]を選択します。[範囲: 下部レベル]に[Level 1]を選択すると、[範囲: 上部レベル]はこの例では[Level 2]になります。期待どおりにならない場合は、[範囲: 上部レベル]を確認してみてください。たとえば、中二階のような中間のレベルがある場合は、[範囲: 上部レベル]をそのレベルに設定するとよいでしょう。アンダーレイはハーフトーンで平面図ビューに表示されます。
次に、[アンダーレイの方向]を設定します。[アンダーレイの方向]を[見下げ]に設定すると、アンダーレイは、平面図ビューのように上方から見ているように表示されます。[アンダーレイの方向]を[見上げ]に指定すると、アンダーレイは、天井伏図ビューのように下方から見ているように表示されます。
新しい平面図ビューの[範囲: 下部レベル]が[なし]に設定されます。
アンダーレイは MEP モデルでも役立ちます。これは、アンダーレイとして天井伏図を表示しながら平面図上で作業できるためです。