確定寸法
確定寸法は、モデル内の計測をドキュメント化するビュー固有の要素です。
確定寸法は、修正可能と修正不可能の、2 つのパターンで表示できます。確定寸法を修正するには、参照するジオメトリを選択します。
このセクションの内容
確定寸法について
プロジェクトまたはファミリ内のコンポーネントに確定寸法を配置するには、[寸法]ツールを使用します。平行寸法、長さ寸法(コンポーネントの垂直投影または水平位置)、角度寸法、半径寸法、直径寸法または弧長寸法の標準寸法から選択できます。
長さ寸法について
長さ寸法は選択した点の間に配置されます。この寸法は、ビューの水平軸か垂直軸に合わせられます。
寸法のティック マークについて
寸法線の端点を示すチェック マークにはいくつかの既定の動作があり、多くの場合それらの動作は調整できます。
確定寸法のロックについて
寸法をロックすることで寸法値を変更できないようにし、参照される要素の移動を制限することができます。値を修正したり、参照される要素を移動できるようにするには、寸法をロック解除します。
非垂直な切り取りジオメトリにおける寸法の配置について
非垂直な切り取り要素のドキュメントの作成について学習します。
並行を追加する
並行は、2 つ以上の平行な参照か、壁の端点など 2 つ以上の点の間に配置できます。
壁に自動的に並行を追加する
自動平行寸法を使用すると、マウスを一度クリックするだけで壁に寸法を配置できるため、すべての参照を選択する必要はありません。壁全体、交差している壁を持つ壁または開口部を持つ壁に寸法を配置できます。
円弧壁に沿った寸法を追加する
円弧壁の中心から他の壁や線分までの並行を配置することができます。
複層構造内の躯体面に寸法を記入する
複層壁の施工時、壁に取り付ける建具開口部のラフ寸法(躯体の開口寸法)を確認する必要がでてきます。壁の躯体面の外側の境界上にある参照を選択することで、構造開口部の寸法を計測できます。
長さ寸法を追加する
2 点間を計測するには、図面に長さ寸法を追加します。
角度寸法を追加する
共通の交点を持つ複数の参照点に角度寸法を配置することができます。寸法円弧をドラッグして完全な円を表示することはできません。
半径寸法を追加する
円弧の半径を計測するには、図面に半径寸法を追加します。
直径寸法を追加する
円または円弧の直径を計測するには、図面内の直径寸法を使用します。
弧長寸法を追加する
壁全体の長さを取得するために、円弧壁やその他の円弧要素に寸法を配置できます。
並列寸法および座標寸法
並列寸法は、基準点から計測される複数の寸法のことです。座標寸法は、基準点から要素上の複数の参照点までの距離を計測します。
親トピック:
寸法