熱伝達率(対流)境界条件は、周りを囲む空気を実際にモデリングせずに、外部流れへの露出をシミュレートします。高い熱伝導率は、強制対流の状態をシミュレートするのに使用します。
この条件の適用は少々難しくなります。ヒートシンクの外側を含む、すべての外側サーフェスに適用する必要があるからです。 これらを手動で選択するという方法には時間がかかります。より楽な方法は、ラバーバンド選択を使用して、ヒートシンク上のすべてのサーフェスを同時に選択するというものです。その後、残りのサーフェスを手動で簡単に選択できます。
ViewCube の上面をクリックします。

標準表示リストでXY (前)を選択します。

見えない場合は、[表示] > [遠近法]をクリックし、[直交]をクリックします

設定タブで選択モードをサーフェスに設定
![[サーフェス]を選択](../images/ui-selection-mode-surface.png)
ヒートシンクの少し左上にマウスを載せます。左マウスボタンを押し、そのままヒートシンクの右側、フィンの間の空気ギャップのところまでマウスをドラッグして、マウスボタンを放します。(ヒートシンクの下でマウスボタンを放さないでください。)

筐体にあるその他の外側サーフェスを選択します

次のいずれかの方法で[境界条件]クイック編集ダイアログを開きます。


[種類] = 熱伝達率
[係数単位] = W/m2/K
[熱伝達率] = 10
[温度単位] = Celsius
[参照温度] = 25

[適用]をクリックします。