アセット マネージャの基本設定

メニュー バーで、[編集] > [基本設定]をクリックし、ダイアログ ボックスの左側で[アセット マネージャ]を選択します。変更を加えたら、[適用]を押して[OK]をクリックし、変更を保存します。

検索パス

VRED がアセット(完全なシーン)、ジオメトリ、マテリアル、環境、シーンプレート、およびメタデータを参照できるパスを表示するには、上部のタブを使用します。リストでパスを追加、変更、削除するには、下にあるボタンを使用します。手順については、「ネットワーク アセット ライブラリを追加する方法」を参照してください。

一般

  • [プレビュー イメージ形式]: プレビュー イメージが生成されるファイルの形式を選択します。重要コンテンツを扱っている場合に、VRED のみが認識できるイメージを生成するには、VIF を選択します。

マテリアル アセット

このセクションには次のオプションがあります。

  • [自動車マテリアル ファイルの生成]: 自動車マテリアル ファイルの作成のオンとオフを切り替えます。

  • [テクスチャ]: マテリアル テクスチャをマテリアル アセットに保存する方法を設定します。アセット OSB ファイルにテクスチャ データを埋め込んだインライン テクスチャとして保存するか、データを埋め込まない非インライン テクスチャとして保存することができます。

    • [インライン テクスチャ]: アセット OSB ファイルにテクスチャ データを埋め込みます。これが既定の動作で、旧バージョンの VRED と同じです。

    • [外部イメージ ファイル]: アセット オブジェクトにテクスチャ データを埋め込む代わりに、マテリアルで参照されている元のイメージ ファイルをマテリアル アセット フォルダのサブフォルダ images にコピーして、メモリを解放します。これらのファイルは、相対パスを使用して参照されます。

      次に、注意すべき重要事項をいくつか示します。

      • 各マテリアル アセットには独自のサブフォルダ images があるため、アセット間で同じテクスチャを共有することはありません。

      • マテリアル アセット フォルダ内のイメージ ファイルの名前を変更することはできませんが、内容を変更することはできます。

      • テクスチャ ファイルのファイル名が同じである場合は、ファイル名に数字を付加して名前を一意にします。

      • マテリアル アセットを保存すると、VRED シーン内のマテリアル テクスチャはアセット フォルダ内のイメージ ファイルを参照するようになります。

      • 同じアセットを再保存した場合は、常に images フォルダが再作成されます。たとえば、VRED 内でマテリアル アセットを変更して、それぞれ異なる名前を持つ複数のテクスチャをロードすると、以前のテクスチャが images フォルダから削除されます。

      • 同一のテクスチャ ファイル(同じ名前と同じデータを持つテクスチャ ファイル)は、このフォルダに一度だけ保存されます。

      • 元のイメージ ファイルが存在しなくなった場合や、アクセスできない場合は、データがインライン化されます。

      • 非インライン(外部)テクスチャを含むマテリアル アセットがロードされ、テクスチャ ファイルのパスが見つからない場合、その見つからない非インラインのテクスチャを示すために、ピンクと黒のチェッカーボード テクスチャが表示されます。

        非インライン テクスチャが見つからない

    • [基本設定] > [ファイル入出力] > [OSB/VPB]の[インライン テクスチャを使用]オプションは、マテリアル アセットの保存には影響しません。

  • [白熱光の調整]: マテリアルの白熱光が常に調整可能かどうかを設定します。