マテリアルグラフとタグの変更

マテリアルエディタの切り離しに基づき、フィルタリングの改善、新しい選択ツール、タグを[アトリビュートのタグ]フィールドにドラッグする機能の追加などにより、マテリアルグラフとタグリスターが若干変更されました。

全般的な変更

マテリアルグラフに行われた変更は次のとおりです。

マテリアルグラフにはシーングラフと同様のツリービューがあり、マテリアル全体の概要をすばやく、適切に把握することができます。下部にあるスライダを使用して、選択したグループ階層(スイッチなど)を折りたたんだり、展開します。
OCS、Substance、X-Rite など、複雑かつさまざまなマルチマテリアルを簡単に識別するサードパーティマテリアルタイプ用アイコンを追加しました。
マテリアルエディタに 2 つのマテリアルグラフが表示されている場合、最後にフォーカスした(最後にクリックした)マテリアルグラフが選択項目まで自動的にスクロールします。
スイッチマテリアル、マルチパスマテリアル、レイヤマテリアル、またはその他のグループ階層内で参照されているすべてのマテリアルに下線が付けられます。この下線は、グループ階層内にマテリアルが存在することを示します。
参照されているマテリアルまたは参照自体を選択すると、メインマテリアルおよびサブマテリアルがオレンジ色でハイライト表示されます。
[すべてのオカレンスを選択]を使用すると、選択したマテリアルを含むグループ階層が展開され、親テキストが青色でハイライト表示されます。

フィルタ

検索深度ツールの [検索の深度を切り替え]アイコンと[フィルタ選択]メニューの [フィルタ]アイコンを追加しました。

検索バーとフィルタ

[検索の深度を切り替え]を使用すると、フラットな一致と再帰的な一致を切り替えることができます。無効にすると、トップレベルの一致のみが表示されます。有効にすると、階層の深い方での一致が表示されます。

フラットな一致再帰的一致
を使用して、フィルタ設定を構成するための[フィルタ選択]メニューを開きます。たとえば、すべてのマテリアルとすべての Substance マテリアルを切り替える場合に使用します。

注:

グループプレビューの検索とフィルタの切り替えは、マテリアルグラフとタグリスターで設定された検索とフィルタに従います。

このメニューには、タイプから次の項目まで、マテリアルをフィルタするためのすべての方法が含まれています。これらのフィルタリングオプションと検索語句やタグ選択を組み合わせて使用すると、さらに検索を絞り込むことができます。
- [すべて選択]: すべての項目を選択します。これが既定値です。
- [選択を解除]: フィルタ選択をクリアし、グループプレビュー内のすべてのマテリアルを再ロードします。フィルタは、マテリアルグラフとグループプレビューの両方で自動的に非アクティブになります。
  
  フィルタを適用選択を解除した後
- [選択を反転]: 以前に選択したすべての項目を選択解除し、以前に選択しなかったすべての項目を選択します。
- [マテリアルのみを選択]: すべてのマテリアルを選択し、その他のすべてのオブジェクトを選択解除します。
- [環境のみを選択]: すべての環境を選択し、その他のすべてのオブジェクトを選択解除します。