VRED 2023.0

VRED のこのリリースの新機能と改善点について説明します。技術的な詳細やバグ修正に関する情報は、「2023.0 リリース ノート」を、Autodesk VRED 製品を確実に、かつ最大限に活用するには、「Autodesk VRED 製品の動作環境」を参照してください。

2023 の新機能と全般的な機能強化

重要:

Windows をご使用の場合、2023.0 には GPU レイトレーシングが導入されたため、NVIDIA RTX ドライバ v.496.49 以降が必要です。

Linux をご使用の場合、2023.1 には NVIDIA ドライバ 495.44 以降が必要です。レンダー ノードの Linux に対する依存性のため、ローカル ディレクトリを、VRED 2020 レンダー ノードを実行する Linux マシン上の書き込みアクセス権のある /var/opt/Autodesk に設定してください。

マテリアル エディタの変更のビデオ キャプション: VRED 2023 では、マテリアル エディタを完全に変更しました。マテリアル エディタを切り離すことで、Python API を介してすべてのプロパティにアクセスできるようになりました。これは、VRED Core などを使用して自動化する場合やマテリアルのプロパティにアクセスする場合に非常に役立ちます。

新しいサービスとクラスの詳細については、Python マニュアル([ヘルプ] > [Python マニュアル] > [VRED Python API v2])も参照してください。新しいマテリアル エディタでは、複数のマテリアルを同時に選択し、選択全体の値を 1 回で変更できるようになりました。たとえば、選択したすべてのマテリアルの拡散光色を同時に変更できます。複数のマテリアルにオーバーライドを設定することもできます。

ライト エディタでも複数のエンティティの値を同時に変更できますが、時間はかかります。

また、シーングラフと同様にツリー ビューも使用できるようになり、複雑なマテリアルの概要をすばやく、適切に把握できるようになりました。ツリー ビューを展開する場合、下部にある新しいスライダを使用することもできます。

さらに、「階層リンク」ナビゲーションも実装しました。サブ マテリアルとその親はこれらのタブに整理された状態で表示されるため、サブ マテリアルとその親の間のナビゲーションが非常に簡単になります。

マテリアル エディタの機能とワークフローの詳細については、2 番目のビデオを参照してください。

2023 の新機能と改善点の詳細については、以下のカードをクリックしてください。