クリアコート
プラスチック マテリアルのクリア コート アトリビュートを設定するためのオプションを含むクリア コート セクションが追加されました。

これで、クリアコート レイヤを追加して、クリアコートの厚さ、色、密度などのパラメータを調整できるようになりました。この新しいオプションを使用して、レイヤ化されたクリアコートが適用されたテクスチャ マテリアルなどを作成することができます。また、分離された新しいマテリアル エディタを使用して、複数のプラスチック マテリアルのクリアコートを一度に設定することもできます。
- [タイプ]: 視野角度に基づいた反射の強度を定義します。法線入射の強度は、マテリアルの反射率によって設定されます。次から選択します。
[オフ]: クリアコートをオフにします。
[高速]: 高速ではあるが、フレネル項に対して精度が高くない近似(Schlick 近似)を使用してクリアコート レイヤを作成します。
[精密]: 物理的に正確な評価を行うフレネル項(Cook-Torrance 近似)を使用してクリアコート レイヤを作成します。
- [色]: レイヤの顔料の色を設定します。
- [屈折率]: マテリアルの屈折率を設定します。屈折率は、ガラスとガラスが接触した状況が考慮されます。レイがサーフェスで反射する量と吸収される量(屈折してサーフェスに入射する量)を示します。
- [厚さ]: クリアコートの厚さを設定します。
- [密度]: クリアコート内のパーティクルの濃度を決定します。これはクリアコートのカラーに影響します。白は完全に透明であるため、これを[厚さ]と白以外の色と組み合わせて使用します。
- [オレンジ ピールを使用]: レイヤにバンプ構造を適用します。これをカスタマイズするには、次のオプションを使用します。
[オレンジ ピールの頻度]: バンプ構造のノイズ周波数を設定します。値が高いほど、オレンジ ピールのバンプは互いに接近します。
[オレンジ ピールの強度]: バンプの構造の強度を設定します。値が高いほど、オレンジ ピールが見やすくなり、クリアコート サーフェスがスムーズでなくなります。