シーングラフの分離

シーングラフを切り離したことで、Python API を介してすべてのプロパティにアクセスできるようになりました。メニュー、オプション、UI の改善、および新しい検索と高度な検索が表示されます。

ビデオ キャプション: シーングラフが分離されました。これにより、Python API を使用してシーングラフにアクセスできるようになります。さらに、いくつかの機能が追加されました。このアイコン バーで、さらに重要な多数のオプションに直接アクセスできるようになり、コンテキスト メニューも再編成されました。また、シーングラフでは、メタデータ、アニメーション、トランスフォーム バリアント、タッチ センサー、および注釈が含まれているノードを示す列が、別のセクションにまとめられています。これにより、シーンの概要を把握しやすくなります。

しかし、最も便利な機能は、この情報に直接アクセスできるようになったことです。たとえば、アニメーション フラグなどのアイコンをダブルクリックすると、対応するエディタがすぐに開きます。これで、これらのすべての値に直接アクセスして、オブジェクトのアニメーション カーブをすぐに見つけられるようになったため、ワークフローを大幅に高速化できます。

ビデオ キャプション: シーングラフが分離されました。これにより、Python API を使用してシーングラフにアクセスできるようになります。さらに、いくつかの機能が追加されました。このアイコン バーで、さらに重要な多数のオプションに直接アクセスできるようになり、コンテキスト メニューも再編成されました。また、シーングラフでは、メタデータ、アニメーション、トランスフォーム バリアント、タッチ センサー、および注釈が含まれているノードを示す列が、別のセクションにまとめられています。これにより、シーンの概要を把握しやすくなります。

しかし、最も便利な機能は、この情報に直接アクセスできるようになったことです。たとえば、アニメーション フラグなどのアイコンをダブルクリックすると、対応するエディタがすぐに開きます。これで、これらのすべての値に直接アクセスして、オブジェクトのアニメーション カーブをすぐに見つけられるようになったため、ワークフローを大幅に高速化できます。

[ノード情報]ダイアログ ボックス

大きな数値を読みやすくするために、スペース、点、カンマなどの区切り文字を追加して、[ノード情報]ダイアログ ボックスが改善されました。たとえば、182461862 ではなく 182,461,862 となります。また、シェル内のサーフェス数とノード数が正しく追跡されるようになりました。

新しい[ノード情報]ダイアログ ボックス

注:

Python ユーザが[ノード情報]ダイアログ ボックスにアクセスする場合は、vrdNodeInfo getNodeInfo(node) を使用してください。

メニューの改善

以下に示すすべての改善が行われたため、[ファイル][編集][作成][参照][変換][表示/非表示][選択]など、さまざまなメニューを調べることをお勧めします。

分割ツリーのハイライト表示

2 つのツリー ビューを使用できるようになりました。ツリーの一番下にあるハンドルをドラッグすると、別のビューが表示されます。

ツリーの一番下にあるハンドルをドラッグすると、別のビューが表示される

両方にシーングラフを表示する、両方にシーン タグを表示する、またはこれらを 1 つずつ表示するように設定できます。分割ツリーを使用していて、どちらもシーングラフに設定されている場合、アクティブなビューはライト グレーのフレームでハイライト表示されるため、フォーカスされていることがわかります。

ハイライト表示されたアクティブ ツリー

レンダリング ウィンドウでジオメトリが選択されている場合は、直前のアクティブ ツリーが、該当するノードを表示するように展開されます。ジオメトリ ノードは別のツリーで選択されていますが、階層は展開されません。

分割ツリーは、ドラッグ アンド ドロップのワークフローを使用する場合、特に大きなシーングラフを使用する場合に最適です。レンダリング ウィンドウでパーツを選択すると、シーングラフがノードの場所にジャンプします。

展開列

ツリー ビューに配置される列を追加して、[メタデータ]アイコン メタデータ、[アニメーション]アイコン アニメーション、[トランスフォーム バリアント]アイコン トランスフォーム バリアント、[タッチ センサー]アイコン タッチ センサー、[注釈]アイコン 注釈が含まれているノードを確認できるようになりました。グリップを引き出して表示します。

グリップを引き出して列を表示し、アイコンを表示する

矢印アイコン を使用して、表示する列を選択するためのメニューにアクセスします。

メニューにアクセスし、表示される列を変更する

メタデータ、アニメーション、トランスフォーム バリアント、タッチ センサー、または注釈を含むノードの横にアイコンが表示されます。これらのアイコンをダブルクリックすると、それぞれのモジュールが開きます。たとえば、メタデータ アイコンをダブルクリックすると、メタデータ エディタが開き、ノードが下部のリストにロードされます。

基本検索

基本検索

基本検索を実行するために、さらに多くのツールが追加されました。[選択フィルタを選択]アイコン [選択フィルタ]メニューを使用して、シーングラフとビューポートで特定の種類のノードを選択できるようになりました。メタデータを持つノード、グループ ノード、ディスク ライトなどの特定の選択設定を、個別に、または組み合わせて選択します。検索フィールドに文字列を入力して、検索をさらに定義します。詳細は、[選択フィルタ]メニューを参照してください。一致するノードがシーングラフとビューポートで選択されます。

ヒント:

検索をクリアするには、新しいノードを選択するか、検索フィールドで [X] をクリックします。

また、[選択フィルタ]メニューで最後に選択した項目を再選択する [選択フィルタ]アイコン [選択フィルタ]を追加されました。以前に選択したオブジェクトは、ビューポートで再選択され、シーングラフでノードが選択されます。

ヒント:

[選択フィルタ]アイコン [選択フィルタ]を無効にすると、ビューポート内のオブジェクトと、シーングラフ内で選択されているそれらのノードの選択が解除されます。

[選択フィルタを選択]アイコン [選択フィルタ メニュー]: シーングラフとビューポートで特定のノードを選択するためのオプションが表示されます。メタデータを持つノード、グループ ノード、ディスク ライトなどの特定の選択設定を、個別に、または組み合わせて選択するか、次を実行します。

[高度な検索を有効化]アイコン [高度な検索]

高度な検索は、基本検索よりも強力です。[高度な検索を有効化]アイコン を使用すると、大量のデータや深い場所にあるグラフを検索してナビゲートすることができます。シーン データとメタデータの両方を組み合わせて検索したり、個別に検索したりする機能を提供します。高度な検索、さまざまなオプション、高度な検索の実行方法については、「高度な検索」を参照してください。

データの準備

プレゼンテーション プレゼンテーション モードの場合に、切り替えられたジオメトリを持つバリアントを選択すると、シーングラフが更新されます。

スライダ

ボタンが追加された更新後のスライダ

スライダとボタンを使用することで、ツリーの選択項目のサブ構造をすばやく展開するか、折りたたむことができます。ツリーで何も選択していない場合は、すべてのノードが展開されます。

[折りたたむ]アイコン をクリックすると、選択したノードの階層が折りたたまれます。[展開]アイコン をクリックすると、展開されます。

階層を折りたたむ/展開する

アイコン バーの改善

アイコン バーに多くの変更が加えられました。たとえば、ワークフローを高速化する便利な機能が追加されました。

新しい機能が追加されたシーングラフ アイコン バー

これらの機能の詳細については、「アイコン バー」を参照してください。

シーングラフの基本設定

シーングラフの基本設定に次の項目が追加されました。

Python コマンドの更新

シーングラフの Python コマンドおよび他の Python コマンドの完全なリスト(新規コマンドと更新されたコマンドを含む)については、「 Python API の改善 」を参照してください。

マテリアル別に結合

[編集] > [ジオメトリ] > [ジオメトリを結合] ([Ctrl]+[Shift]+[M])に、マテリアル別にジオメトリを結合する Python コマンド vrMergeGeometry が追加されました。次の例を参照してください。

material = vrMaterialService.findMaterial("PlasticMaterial")
node = vrNodeService.findNode("Group")
vrGeometryService.mergeGeometry([node],
    vrGeometryTypes.MergeMaterialMode.MergeApplyMaterial,
    vrGeometryTypes.MergeVisibilityMode.MergeByVisibility,
    material)