GGX 重要度サンプリング、GPU レイ トレーシング、スクロール ホイールの動作、ライト テーマ、メニュー、モジュールなどの領域で、一般的な改良が大幅に実施されました。
ビデオ キャプション: カスタマー エクスペリエンスを向上させるため、2024.1 では継続的な UI の最新化にさらに取り組みました。また、データ パイプラインによる柔軟性の向上とビジュアル品質の改善を図る新機能も追加しました。
たとえば、小さなピン アイコンを追加しました。これらは、下部のクイック アクセス バーに固定されている内容を示します。したがって、クイック アクセス バーで既に利用可能な機能の概要を簡単に把握できます。そこからモジュールを直接固定することもできます。これにより、UI のカスタマイズを非常にすばやく、簡単に実行できるようになりました。
また、いくつかの新しい基本設定も追加しました。ツールチップが不要になった上級ユーザは、基本設定でツールチップをオフにすることができます。数値フィールドにカーソルを合わせたときにスクロール ホイールの動作が変更されないようにする場合は、ここで設定できるようになりました。したがって、数値フィールドにカーソルを合わせた場合も、ウィンドウがスクロールするように設定して、間違って値が変更されるのを回避することができます。
VRED Library に進行状況バーを追加しました。これにより、ダウンロードのステータスの概要を把握しやすくなりました。
また、UI の一貫性を高めるための取り組みとして、メニューバーを改善し、トランスフォーム エディタ、メディア エディタ、シーンプレート エディタ、ライト エディタなど、複数のエディタでコンテキスト メニューを最適化しました。
また、オンボーディング画面に新しい領域が追加され、新しい Python や QTのバージョンなど、重要な変更点が表示されるようになりました。
コンテキスト メニューに、不足しているオプションをいくつか追加しました。
カスタム プラグインをロードするためのインタフェースを作成しました。この C++ インタフェースを使用して、サイズを変更するインタフェース コマンド、マウスやキーボードの入力、およびその他のユーザ インタフェース要素を定義できます。VRED でレンダリングされたコンテンツを、スマートフォンなどの別のクライアントにストリーミングするコードを記述します。Python コマンドを実行します。この圧縮フォルダには、ユーザ独自のプラグインを作成するために必要なあらゆるものと、プラグインをコンパイルしてインストールする方法について説明する Readme が含まれています。
プラグインがロードされたかどうかを確認するには、[編集] > [基本設定] > [プラグイン]の順に選択し、リストをスクロールしてプラグインを特定します。
ファイルをロードするときの法線マップの検出方法を改善しました。
必要なリソースが少ない新しいアルゴリズムを実装することで、静止画レンダリング中の GPU レイトレーシングの GGX 重要度サンプリングのパフォーマンスを改善しました。
ノイズ除去結果を改善するために、アルベド バッファからシャドウ マテリアルのシャドウを削除しました。
コンテキスト メニューに、不足しているオプションをいくつか追加しました。
シーングラフ内の文字の色に対するライト テーマのコントラストを改善して、読みやすくし、コンテキスト メニューに不足していたオプションをいくつか追加しました。
マテリアル エディタのアイコンの一部を再設計しました。
メディア エディタに、[編集]、[作成]、[選択]メニューを含むメニュー バーを追加し、右クリックで開かれるコンテキスト メニューにいくつかの変更を加えました。詳細については、「 メニュー バー 」を参照してください。
ファイルをロードするときの法線マップの検出方法を改善しました。
ユーザがリリースに含まれている重要な変更や更新を確実に認識できるように、オンボーディングに[重要な更新]タイルを追加しました。これには、新しい Python または QT のバージョン、Python API、ネットワーク サービス アクセス、セキュリティ、またはシステム要件に対する変更が含まれます。
「ワークフロー」セクションを変更して、「VRED のワークフロー」の概要と同じカテゴリ、およびいくつかの追加カテゴリが表示されるようにしました。これらのトピックのほとんどは、オンボーディング時にも表示されます。また、「はじめに」、「モデルを開いて操作する」、「マテリアル」のビデオも更新されました。
[最適化]モジュール リスト ビュー内の項目の間隔を広げることで、項目を読みやすくしました。
VRED Python API v2 の最新の更新を確認するための「Python API V2 の新機能」を追加しました。また、新しい exportNodes
に、書き出しが完了するまで VRED が待機するように強制するオプションも追加しました。書き出されたファイルを直接操作する場合に特に便利です。
クイック アクセス バーへのモジュールの固定に対するサポートを追加しました。メニュー内のオプションを下にスクロールしたときに、表示されたモジュールが固定可能な場合、オプションをアクティブにすると、右側にピンが表示されます。ピンをクリックすると、クイック アクセス バーにモジュールが固定されます。この操作を行うと、モジュールの Windows メニュー バーを調べる必要はなくなります。名前の横にピンが付いているモジュールは、クイック アクセス バーに配置されています。
クイック アクセス バーからモジュールを削除するには、メニューでモジュールを固定解除するか、こちらに示されている操作を実行します。
別のワークスペースに変更すると、クイック アクセス バーはワークスペースのレイアウトにリセットされます。カスタム クイック アクセス バーを保存するには、ワークスペースを保存するか、[ウィンドウ] > [レイアウト] > [編集]を使用します。
シーンプレート エディタでグループまたはスイッチをダブルクリックすると、ノード構造が展開されるか、折りたたまれます。
また、コンテキスト メニューに不足していたオプションをいくつか追加しました。
[メインウインドウ]基本設定の[アプリケーション]セクションに、[マウス スクロール ホイール値変更を有効にする]オプションを追加しました。
アトリビュートを上下にスクロールしたときに、その動作に気が散るユーザもいます。また、マウスのカーソルがコントロール上にある場合、値が誤って変更される可能性があります。
このオプションを無効にすると、スクロール ホイールを使用しても、コントロールまたはフィールドの値は変更されなくなります。スクロール ホイールでスクロールされるのは、オプションのビューのみです。したがって、マテリアル プレビュー リストをスケールするスライダや、さまざまなツリーの展開/折り畳みを行うスライダなど、ビューのみを変更してシーンデータを変更しないコントロールは、スクロール ホイールに反応します。
このオプションを有効にすると(既定の状態)、コンボボックス、スライダ、またはスピン ボックスでスクロール ホイールを使用した場合、データが変更されます。
ただし、この操作によって、スクロール ホイールの使用時に不要なデータ変更が行われる可能性があることに注意してください。
ツールチップ表示の既定の動作を設定する[ツールチップを表示]が、[メインウインドウ]基本設定の[アプリケーション]セクションに追加されました。これは、コントロールにカーソルを置いていた時間が長すぎた場合に、表示されるツールチップによって気が散る、経験豊富な VRED ユーザ向けのソリューションです。これで、ツールチップを無効にできるようになりました。
マウスのスクロール ホイールを使用してメニューをスクロールする機能を追加しました。また、従来のバージョンの名前を「ストリーミング アプリ(従来)」に変更しました。
メニュー バーに[編集]メニューと[作成]メニューを追加して、右クリック メニューにいくつかの変更を加えました。詳細については、「 メニュー バー 」を参照してください。
ビューポートから生成されたプレビューはバリアント セットの背後で行われるアクションを表していない可能性があるため、カスタムのサムネイル プレビュー イメージをロードする[ファイルからのイメージ]オプションを[バリアント セット]モジュールに追加しました。イメージ形式は .jpg、.jpeg、または .png の形式にする必要があります。また、これらは VPB に保存されるため、適切なサイズにする必要があります。
さらに、バリアント セットの簡易ビュー モードでバリアント セットをアクティブにするときに、プレビュー イメージを生成する必要はなくなりました。
また、[プレビューを更新]の他の 2 つのオプションの名前も変更しました。[標準品質]が[レンダリング標準品質]になり、[ビューポートから]が[ビューポート スナップショット]になりました。
管理者が VRED Library のノード構造の 2 レベル下にサブ構造を作成するオプションを追加しました。
Web ショップの下部に、ダウンロードしたファイルの進行状況を示す進行状況バーを追加しました。これは、VRED Library から大きなファイルをダウンロードする場合に特に役立ちます。