[状態](State)パネル

[状態](State)パネルのコントロールでは、非 Biped のモーション統合の状態を設定し、モーション クリップを状態にリンクします。

インタフェース

統合の状態ドロップダウン リスト

現在の状態を表示します。修正する状態をリストから選択します。リスト ウィンドウのテキストを編集して、状態名を変更することができます。

新規状態

新しい状態を作成してリストに追加します。

既定値の名前は「ClipState」です。その後に数字が続くことがあります。ウィンドウのテキストを編集して、状態名を変更することができます。

状態の削除

現在の状態を削除します。この操作を実行すると、元に戻すことはできません。

プロパティを編集

現在の状態を修正します。選択された状態の[クリップの状態](ClipState)ダイアログ ボックスが表示されます。

プロパティをクリア

状態を既定値の設定に戻し、[モーション クリップ](MotionClips)ウィンドウからクリップを削除します。

[モーション クリップ](MotionClips)領域

モーション クリップ ウィンドウ

現在の状態で使用されているモーション クリップを表示します。

[クリップを追加](Add Clip)を使用して、クリップを状態に関連付けます。複数のクリップを 1 つの状態に割り当てる場合は、各クリップの重みに基づいて、統合中にクリップがランダムに選択されます。

モーション クリップの重み

特定のクリップが統合中に選択される可能性を設定します。指定できる範囲は 0 ~ 1000 です。

リストでクリップをハイライトしてから、その重みを設定します。値が大きいほど、そのクリップが選択される可能性が高くなります。

クリップを追加

[モーション クリップを選択](Select MotionClip)ダイアログ ボックスを表示します。クリップをハイライトして[OK]をクリックし、現在の状態にクリップを追加します。

クリップを削除

ハイライトされたクリップを現在の状態から削除します。

優先順位

現在の状態の優先順位を設定します。指定できる範囲は 0 ~ 1000 です。

プロパティだけを基準にすると複数の状態をアクティブ化できる場合は、より優先順位の高い状態が関連付けられたクリップが使用されます。複数の状態の優先順位が同じ場合は、重みの大きい状態が先に再生されます。

重み

状態の重みの値を設定します。

2 つの状態の優先順位が同じ場合、重みの値が大きい状態の方が選択される確率が高くなります。

アニメーション開始パーセント

状態がアクティブになったときに、クリップのアニメーション上で再生を開始する位置を指定します。

既定値の 0 では、アニメーションは状態がアクティブになると開始します。66 に設定した場合は、状態がアクティブになったときに、全体の 2/3 の位置でアニメーションの再生が始まります。アニメーションの開始位置が任意に設定するときは、[アニメーション開始偏差](Animation Start Deviation)の値を 0 以外に指定します。

アニメーション開始偏差

アニメーションの開始位置が任意に設定するときは、[アニメーション開始偏差](Animation Start Deviation)の値を 0 以外に指定します。指定できる範囲は 0.0 から 1.0 までです。

状態アクティブ割合 (%)

状態が選択されるために、インターバルで状態が有効となる必要がある時間の割合を指定します。指定できる範囲は 0 から 100 です。既定値は 50 です。

クリップ選択シード

ランダムな選択がどのように行われるかを変更します。

値が同じ場合、その状態でのランダム選択は同じです。