[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトを使用して、変換、オフセット、およびマテリアルの割り当てが可能な複数のキャッシュされた流体シミュレーションをロードします。
手順
[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトは、使用するキャッシュ ファイルに応じていくつかの方法を使用して作成できます。次に、[シミュレーション ビュー](Simulation View)ウィンドウの対応するパネルを使用して、ローダ プロパティ、表示設定、およびレンダリング設定を指定できます。
注: 表示とレンダリングの設定は、[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクト内のすべてのキャッシュ ファイルに影響します。特定のキャッシュで異なる設定を使用する場合は、複数の[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトを作成する必要があります。
既にディスクに保存されているキャッシュ ファイルの[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトを作成するには:
- [作成](Create)パネルから、[ジオメトリ](Geometry) > [流体](Fluids)を選択し、[流体ローダ](Fluid Loader)ボタンをクリックします。
または、メニューを使用して[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトを作成することもできます。
- [修正](Modify)パネルから、必要に応じてアイコン パラメータを調整します。
- ビューポート内でドラッグして、[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトの位置を示す[流体ローダ](Fluid Loader)アイコンを配置してサイズを設定します。
- [シミュレーション ビュー](Simulation View)を開き、[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトを選択します。
- [ローダ プロパティ](Loader Properties)パネルで、[追加](Add)ボタンをクリックして既存のキャッシュ ファイルを[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトに追加します。
シミュレーションで既存のソルバを使用して[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトを作成するには:
- シーン内で[液体](Liquid)オブジェクトを選択し、[シミュレーション ビュー](Simulation View)を開きます。
- [管理システム](Management System)領域で、キャッシュを使用するソルバを右クリックし、[キャッシュからローダを作成](Create Loader from Cache)を選択します。
作成された[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトをシーン内で選択し、変換を適用してその位置とサイズを設定することができるようになりました。
既存の[流体ローダ](Fluid Loader)オブジェクトにキャッシュを追加するには:
- シーン内で[液体](Liquid)オブジェクトを選択し、[シミュレーション ビュー](Simulation View)を開きます。
- [管理システム](Management System)領域で[ローダ オブジェクト](Loader Object)を選択します。
- キャッシュを使用するソルバを右クリックし、[選択したローダにキャッシュを追加](Add Cache to Selected Loader)を選択します。