Dynamo プレイヤー スクリプトの新機能と改善点
ボルトとシートのジェネレータ、より高度なパターン スクリプトなど、いくつかの新しい Dynamo プレーヤーのサンプル スクリプトを追加しました。Tire スクリプトや Align スクリプトなど、既存の Dynamo プレイヤー スクリプトも改善されました。
新しい Dynamo プレーヤー スクリプト

一般

- Bolt Generator (Bolt Generator 2024.0.1.dyn): NURBS ジオメトリからさまざまなボルトを生成する場合に使用します。Dynamo プレーヤーで公開されているパラメータを使用して、M3 ~ M8 の標準ボルトのプリセットを選択したり、独自のプリセットを作成することができます。
- Flacon Generator (Flacon Generator 2024.0.1.dyn): フラコンまたはボトルを作成できます。このパラメータを使用して、充填レベルを変更したり、ボリューム内に流体オブジェクトを追加したりします。生成されるジオメトリは、NURBS サーフェスまたはサブディビジョン オブジェクトです。
- Isoline Extend (Isolines Extend 2024.0.3.dyn): NURBS サーフェスを入力として使用してこのサーフェスのアイソラインを計算し、サーフェス領域の外側に延長します。
- License Plate Generator (License Plate Generator 2024.0.1-licplt.dyn): 自動車の前後のライセンス プレートを作成します。
- Center of Mass (Mass Centroid 2024.0.2.dyn): Alias の Mass Properties ツールの Create Centroid Point オプションと同様に機能します。
- Nurbs Curve morph by Curve (Nurbs Curve Morph by Curve 2024.0.4-crvmph.dyn): 静的な参照カーブと変更後の参照カーブの違いに基づいて、NURBS カーブの CV を移動します。
- Randomize (Randomize 2024.0.5-rndmz.dyn): 任意の数の入力要素および入力タイプを取得し、各入力をランダムに移動、回転、およびスケールします。
- Scale to Point (Scale by Points 2024.0.2-scl2pt.dyn): 入力ジオメトリを取得し、複数の入力ポイントに基づいて、指定された中心点を起点としてスケールします。
- Surface from Curve Loop (Surface from Curve Loop 2024.0.2-lop2srf.dyn): 閉じたカーブ ループを入力として取得し、内部にサーフェスを作成します。入力カーブは平面である必要はありません。
- Modify by Picture (Modify by Picture 2024.0.1-mbypic.dyn): イメージの白黒の値を長方形ポリゴンのスケール値に変換する方法の例を示します。使用するイメージ解像度を定義するには、パラメータを使用します。解像度は、ソース イメージよりも低い値に設定することをお勧めします。
パターン

- 2D Pattern (2D XY Pattern 2024.0.18.dyn): この既存のパターン ツールキット スクリプトの拡張バージョンでは、任意のタイプ、および任意の量のアトラクタ ジオメトリを使用できます。このスクリプトによって生成されたポイント パターンは、複数のサーフェス間でジオメトリを配置およびスケールするために使用される Multi-Surface Patterning by 1 Guide Curve スクリプトで使用できます。
- Path Array (Path Array 2024.0.32-pthary.dyn): 以前の Subdiv-Distribute-and-Rotate-along-a-Curve スクリプトの改善版です。使用可能なパラメータが多数追加されており、任意のタイプのジオメトリを入力として使用できます。
Subdivision

- Export TSM (Export to TSM-exptsm.dyn): 指定されたサブディビジョン オブジェクトをディスク上の .tsm ファイルに書き出すことができます。
- Shapemixer Detail (SubD Shape Mixer Detail 2024.0.1-shpmdt.dyn): 同じトポロジを持つサブディビジョン オブジェクトを、ベース サブディビジョンの特定の場所に混在させることができます。
- Seat Generator (Subdiv Car Seat Generator 2024.0.5.dyn): サブディビジョン自動車シートのラフなバージョンすばやく生成して、形状を調整できます。入力として 3 つの断面カーブを選択すると、スクリプトによって完全なシートが生成されます。パラメータ スライダを使用して、シート コンポーネントの形状をコントロールします。サブディビジョン ジオメトリの出力解像度を定義することもできます。
- Loft (Subdiv Loft 2024.0.3.dyn): 1 つまたは 2 つのガイド カーブおよび複数の断面カーブを入力として使用し、ロフト サブディビジョン オブジェクトを作成します。
- Morph by Curve (Subdiv Morph by Curve 2024.0.12-mphcrv.dyn): 入力サブディビジョン オブジェクトを修正します。必要に応じて、その CV のサブセットも修正します。修正は、選択した参照カーブと修正後のカーブの違いに基づいて行われます。
- Morph by Subdiv (Subdiv Morph by Surface 2024.0.8-mphsrf.dyn): 入力サブディビジョン オブジェクトを修正します。必要に応じて、その CV のサブセットも修正します。修正は、選択したリファレンス サーフェスと修正後のリファレンス サーフェスの違いに基づいて行われます。
- Unbevel (Unbevel Edges 2024.0.19.dyn): サブディビジョンのベベル操作の結果を反転させます。
- Shrink Wrap (Subdiv Shrinkwrap 2024.0.1-shrwrp.dyn): このスクリプトを使用すると、サブディビジョン オブジェクトを、他のサブディビジョン オブジェクトや NURBS サーフェスなどの他のオブジェクトに投影できます。
Dynamo プレイヤー スクリプトの改善点

- Tire V2 (Nurbs Tire V2 2024.0.7-tireV2.dyn): パラメータを追加し、実際のタイヤ作成の特性に近づくようにしました。
- MSP by 1 Guide Curve (MSP 1 Curve 2024.0.3.89-msp1crv.dyn): 完全に変更されたベース アルゴリズム、アトラクタ ジオメトリのその他のオプション、および複数のバグ フィックスが含まれます。
- Align (Subdiv Align-align.dyn): このスクリプトの更新により、以前の Perpendicular Align スクリプトが置き換えられ、削除されました。位置合わせには G0、G1、または両方のいずれかを指定できるようになりました。また、接線の結果に対して任意の角度を選択できます。
- Diamond Pattern (Nurbs Diamond Picture 2024.0.02-n diam.dyn): このスクリプトに、ビットマップ イメージをアトラクタ入力として使用してダイアモンド パターンのスケーリングをコントロールするオプションが追加されました。スクリプトからイメージを生成して、後でイメージ入力として読み込むこともできます。
詳細については、「Dynamo プレーヤーのサンプル スクリプト」を参照してください。
Alias を Dynamo 2.17 に更新
Alias を Dynamo バージョン 2.17 に更新しました。

この Dynamo リリースの詳細については、「Dynamo の Web サイト」を参照してください。