ビューポートの要素にいくつかの更新を行いました。新しい UI スケーリング基本設定、Camera-based Selection にアクセス可能な切り替え、および ViewCube 回転に新しいホットキーを割り当てる機能などが追加されています。
新しい System Scaling Multiplier 基本設定を使用して、Alias インタフェースの表示スケールを調整できるようになりました。新しい基本設定では、設定したシステム表示プロパティに基づいて UI をスケールできます。既定値の Use System Display Scale (100%)を使用している場合、Alias UI のスケールはシステム プロパティと同じになります。スケールの調整による変更は、すぐに有効になります。この基本設定を調整した後に Alias を再起動する必要はありません。
この基本設定では、さまざまなシステム表示スケールに設定された複数のディスプレイもサポートしています。たとえば、2 つのディスプレイを使用していて、一方の画面ではシステム表示プロパティが 100% に、別の画面では 200% に設定されている場合、System Scaling Multiplier の基本設定を 150% に調整すると、最終的なスケールはそれぞれ 150% と 300% になります。
System Scale Multiplier の基本設定には、Windows > General Preferences の Scale and Size セクションからアクセスします。

Selection Option ウィンドウを開かなくても、Camera-based Selection のオン/オフを切り替えられるようになりました。このオプションは、ホットキーから Camera-based Selection を切り替える場合と同じ効果があります。たとえば、ホットキー エディタで Special > Generally Useful Functions > Camera-based Selection を参照してください。

ViewCube の回転にホットキーを割り当てる機能を追加しました。ホットキー エディタの Special の下に、ViewCube 関数が配置されています。ここでは、Rotate Clockwise および Rotate Counter Clockwise のホットキーを割り当てることができます。

ウィンドウのドッキングに関して、次の改善と更新を行いました。