概要 - 構成のコンテンツ

構成には、次の 3 つの種類のコンテンツを配置できます。

• 図面オブジェクト: 床全体、アパートのレイアウト、フレーム図面、または天井グリッドを構成として作成できます。また、通常は、カーテン ウォールやエレベータ シャフトなど、複数レベルにまたがるオブジェクトも直接作成できます。
• 要素参照: 机/椅子の組み合わせ、浴室レイアウト、または階段のような、構成内の繰り返しコンポーネントが表示できます。
• 図面オブジェクトと要素参照の組み合わせ: 異なるオフィス タイプを持つ床があって、家具は繰り返される場合には、オフィスの壁は直接構成の中に作図できますが、家具は参照として要素になります。

通常は、構成内で構成を参照してはなりません。構成には、定義済みのレベルおよび分割が割り当てられています。構成を別の構成内で参照した場合には、2 つのレベルおよび分割が割り当てられることになり、矛盾が発生します。ただし、構成内で構成を参照することが必要な事態が発生する場合があります。たとえば、建物内の天井が垂直方向に正しく位置合わせされているかどうかチェックする場合、天井の構成を、オーバーレイされた平面図構成が内部に配置された状態で表示できます。また、プラン構成内部で 2 台用の車庫と 3 台用の車庫を切り替えて表示する場合も、これに該当します。これを行う必要がある状況に遭遇した場合は、いくつかの方法で回避できます。

• 構成を別の構成に対してオーバーレイします。
• 最初の構成を要素に変換してから、別の構成内でその要素を参照します。
  危険: プロパティ セット データを、ホスト構成内からオーバーレイされた構成にアタッチしないでください。このデータはビューに引き継がれません。プロパティ データは、オーバーレイされた構成の中でローカルにアタッチしてください。
• 両方の構成を参照するビューを作成します。

これらのオプションのどれが最も適しているかは、主にワークフローおよび目指す結果によって異なります。